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ワンスダンイズハーフダン(Once done is half done)
ワンスダンイズハーフダン(Once done is half done)は私の好きな言葉です。直訳すれば「一度取り掛かってしまえば半分終わったようなもの」という意味でしょう。とにかく始めてしまえば、もうすでにゴールに半分近づいているのだ、という考え方は、何かを始めるときの不安や腰の重さを和らげてくれます。
昨年11月にぎっくり腰になり、そこから回復してきたものの、ランニングの再開になかなか踏み切れないでいました。しかし、元旦に本当にゆっくり短い距離からランニングを再開してみました。そのときは「久しぶりにランニングシューズを履いてみるだけ」くらいの気持ちでした。しかし、いざ始めてみると、結果的に1月の月間走行距離が100キロを超えていました。
言い換えると、最初の一歩を踏み出すことこそが、最大のハードルであることが多いのではないでしょうか。
毎週、気づきの文章をアップすることを習慣にしているものの、なかなか手につかず、週末になってしまうことがあります。しかし、1行だけ書いてみると、案外、文章が進んでいきます。
「ランニングシューズを履いてみる」「1行だけ文章を書いてみる」「1ページだけ本を読んでみる」「1分だけ勉強してみる」
それが大きな山を動かすことがあるし、重要な習慣の始まりになることがあるのだと思います。