小杉 浩文(こっしー)

ホワイトボード・ミーティング®認定講師/ギャラップ認定ストレングスコーチ/PTA会長や…

小杉 浩文(こっしー)

ホワイトボード・ミーティング®認定講師/ギャラップ認定ストレングスコーチ/PTA会長やおやじの会/地方公務員/ストレングス・ファインダー=学習欲、包含、責任感、分析思考、戦略性、公平性、目標志向、収集心、最上志向、達成欲

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リラックスできるもの

ギックリ腰をやってしまいました。 毎日、近所の整体院に通っています。整体院でのメニューの1つにウォーターベッドで仰向けになって、機械マッサージをしてくれるものがあります。最初は意識していなかったのですが、機械マッサージが作動するのに合わせて、音楽が流れていました。ゆったりとしたピアノの伴奏と歌詞のない母音だけのやさしい歌声(ヴォカリーズというようです)、そして鳥のさえずりも聞こえます。リラックスできる音楽を選んでいるのでしょう。 自宅では、妻が抱き枕を貸してくれました。腰と

    • 同感でなく共感、シンパシーでなくエンパシー

      小倉広著『すごい傾聴』(ダイヤモンド社)で、「同感でなく共感」という趣旨の内容があります。「同感とは『私もそう思います』ということであり、共感とは『あなたはそう思うのね』ということ」とあります。 相手と同じように感じなければならないとするとハードルが高いですが、相手を理解しようとする共感であれば、私にもできるのではないかと希望を持てます。 犯罪をしてしまった人に対して、同感はできないかもしれませんが、共感は可能です。 同感は、主語が「あなた」から「私」にすり替わってしまい、傾

      • メッセージが力になる

        2020年春、コロナ禍で緊急事態宣言が発出された時期に、感染予防のために職場がAとBの2グループで数日ごとの交代勤務になりました。半分は自宅待機で残り半分の職員で業務を運営。仮に片方のグループがコロナ感染しても、もう一つのグループは業務を継続できるための措置でした。しかし、Aグループ、Bグループと別のグループになった職員同士は、直接会えない日々が続きました。コロナ禍で来庁者は減っているとは言え、半分の数の職員で運営しなければならない大変さもありました。 当時の私がしたのは、

        • こんなことしか教えられない自分

          先日、妻と一緒に映画鑑賞に。長女おススメの『ラストマイル』を観ました。 『ラストマイル』は、テレビドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の製作スタッフが、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画です。 私は何の予備知識もなく観たのですが、とても面白かったです。 私が心を揺さぶられたのは、本筋とあまり関係ないシーンです。 多少ネタバレがあるのでご注意を。 70才の父親がリストラされた40才の息子と一緒に配達の仕事をしています。「ラストマイル」

        リラックスできるもの

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        • PTA
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        記事

          無意識に相手を否定することはあるか

          「無意識に相手を否定していることはありませんか?どうしたらよいでしょうか?」という問いをいただきました。 これは難しい問題であると感じます。実際に、そういうケースを目にすることはあります。そして私もしている可能性があります。相手が率直に「否定されていると感じます」と言ってくれればありがたいですが、部下の立場では上司に言いにくいこともあるでしょう。家族同士でも大切なことを相手に伝えられないケースもあります。 たとえば、「特に否定の言葉は話していないですよ」と言っても、相手の話

          無意識に相手を否定することはあるか

          それはどこに掲示するものですか?

          事務所の開庁時間が変わるため、お知らせのポスターを掲示しています。 掲示する場所によって表現や強調する部分が変わります。 事務所の入り口に表示するのであれば、事務所名は小さい表示で問題ありません。「どこ」であるかは省略できます。変更内容のみを大きく表示すればよいでしょう。「なに」が変わるのかに集中できます。 しかし、ビル内の別の場所に掲示するのであれば、「〇〇事務所(当ビル◯階)」と主語を大きく表示しなければ相手に伝わりません。「どこ」の「なに」が変わるのかをきちんと伝える必

          それはどこに掲示するものですか?

          これはどんな学びになるか

          難しい局面に立たされたときに、私が自分自身に問うのは、「これはどんな学びになるか」です。そういう余裕がないときもありますが、少なくとも、そういう問いを自分に問いかけたいと思っています。 難しい局面でどのような気持ちの持ち方をするか、あるいはしようとするかは、その人の特徴が現れます。 ポジティブな人は、難しい局面で、「これはどんなチャンスか」と考えるそうです。 また、ストレングス・ファインダー(クリフトン・ストレングス)で運命思考(あらゆる人や物事につながりや意味を捉える人)が

          これはどんな学びになるか

          飛び込んでみる

          もう12年前の6月のこと。由井第一小と由井第三小のおやじの会の合同懇親会がありました。私は別の学校だったので、全くの部外者だったのですが、由井第三小のおやじの会に高校の同級生がいたこと、私が彼に「おやじの会っていいね」と話したことがあったことから、その同級生から「来てみない?」と誘われて、ホイホイと参加してみたのでした。その懇親会で、「おやじの会っていいですね。」と言った私の隣に座っていたIさんが、「おやじの会をつくりたいなら、PTA会長になることだよ。」と言いました。その言

          さまざまな場にファシリテーションの視点やスキルを

          以前に父の「ケアプラン会議」に参加し、愕然とするほど理解できなかったことがありました。その詳細はこちらをご覧ください。 ケアプラン会議とは、ケアプランの情報共有や意見交換をする会議です。参加するのは、ケアマネジャーや利用者とその家族のほか、医師、看護師、理学療法士が加わる場合もあります。「サービス担当者会議」と呼ぶこともあるようです。介護対象である父も同席しました。 今回、半年が経過し、母と姉と私の3人で、父のケアプラン会議へ再び参加しました。半年前のリベンジです。会議の

          さまざまな場にファシリテーションの視点やスキルを

          強みは変化するか

          自分の強みを知るツールとして私がおススメしているのが、「ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)」です。アメリカのギャラップ社が開発したもので、人の強みを34種類に分類しています。「強み」と言っていますが、自然と無理をせずに出てくる 「くせ」や「傾向」 のようなものと考えるといいでしょう。 最近、ストレングスファインダーのテストを受け直しました。結果が以下のとおりです。 【2024年7月24日実施】 学習欲 包含 責任感 分析思考 戦略性 公平性

          自分の弔辞を書く

          『7つの習慣』(コヴィー著)の第2の習慣は「終わりを思い描くところから始める」です。自分の葬儀の場面を真剣に思い浮かべるところから始めます。そして、自分に捧げる弔辞を本物の弔辞のようにきちんと書いてみるのを本書は推奨しています。私も断片的にですが、私自身の「弔辞」を書いてみたことがあります。恥ずかしいですが、抜粋を紹介します。 ・・・・・・ ・故人の小杉浩文さんは、高校時代から「100歳まで生きる」と話されていて、それを見事に全うし、大往生されました。 ・小杉浩文さんは、八

          フォアキャストとバックキャスト

          未来を予測する方法にフォアキャストとバックキャストの2つの方法があります。 フォアキャストは、過去から現在の推移を見て、現在の延長にある未来を予測する方法です。 事実としてのデータが重要で、「天気予報」は典型的なフォアキャストです。 私自身も今までに、来年度のごみ量や税収、予算などを予測することがありました。予算であれば、まずは、昨年度の実績と今年度の予算を確認します。部下が、①昨年実績、②今年度予算、③来年度予算見込を表にして作成してきたとき、「②と③の間に『今年度決算見

          フォアキャストとバックキャスト

          なぜ弱みに目を向けてしまうのか

          毎年、30才前後の自治体職員を対象とした政策提案研修のクラス講師を務めています。 政策形成過程で、「現状」と「目標」のギャップが「問題」であることを説明しますが、たいてい、受講者は現状と問題がごちゃごちゃになってしまいます。現状を問題と捉えてしまうのです。マイナス面の現状ばかりピックアップしてしまいます。 私は「現状は事実なので、強みも現状です。現状で持っている強みを活かしきれていないとしたら、そのギャップが問題になります。」 と説明します。 現状の弱みばかりに目を向け

          なぜ弱みに目を向けてしまうのか

          上司の判断に納得できないとき

          皆さんは、直属の上司の判断に納得ができないときにどうしますか? 上司の懸念材料を解決して再提案するのが一般的ではないかと思います。何度か粘って再提案し、了解してもらったことが私もあります。 自分の裁量でできる範囲でやってしまうということもあるでしょう。 別の方法として、私の場合は、その上の上司がどう判断するかを考えます。例えば、私が係長だとすれば、課長に反対された場合に、部長がどう判断するかです。 具体的な行動としては、直属の上司である課長に「この件を部長はご存知ですか

          上司の判断に納得できないとき

          結論から言うのがよいのか

          私は仕事をしていると結論を先に言ってほしいと思ってしまうタイプです。結論になかなか辿りつかないと、「早く結論を言ってくれないかな」と思ってしまいます。 少なくとも最初に、「報告」なのか「連絡」なのか「相談」なのか「お願い」なのかが分かるとありがたいです。 「〇〇の件の報告です。」 と最初に言ってくれれば、「その件の報告なら、△△さんにも一緒に聞いてもらおう。」といった動きが取りやすいです。 ただし、いつも結論を最初に言うのがよいかというとそんなことはありません。クレーム対応

          結論から言うのがよいのか

          私が手伝えることはありますか?

          『7つの習慣』(コヴィー著)で印象的な場面の1つに、コヴィーが7歳の息子に庭の芝生の管理を任せるシーンがあります。任された息子のスティーブンは管理ができずに泣き出します。息子に対してコヴィーはこう声をかけます。 「手伝えることはあるかな?」 この言葉は、主体があくまで息子であることを示しています。息子は全面的に任されており、庭の管理の責任は息子にあります。息子を信頼し、尊重しています。父であるコヴィーがするのは手助けであり、しかも息子から申し出があったときに動くということで

          私が手伝えることはありますか?