おでんと師匠,染みる昼
※空腹時にはおでんを食べたくなる禁断症状が出ますので、お読みにならないようお願いします。
こんにちは、冒頭のセリフを完全にinfocusさんからパクったコッシーです。
さて、先日ある方の記事を読んで、僕はどうしても施設でやりたいことがありました。
それはコチラの記事です。
note界のクッキングパパことinfocusさんが今年1番寒い日の夜におでんをただただ楽しんだという記事です。
僕はinfocusさんが書かれる記事が大好きなんですが、特にお料理の記事が本当に大好物です。#料理だけに
美味しそうなのはもちろんのこと、ユーモアたっぷりの語り口に思わず笑ってしまいますし、何よりご家族に対する深い愛情に僕はいつも感動をさせてもらっています。
そんなinfocus師匠の料理記事にいつも影響を受けている僕は今回のおでんの記事でも漏れなく大きな影響を受けました。
そしてうちの入居施設の食事におでんを出したいんや!!!と強く思いました。
なんて大げさに言っておりますが、実はおでんを過去に出したことは何度もあります。
今年も何カ月か前に出していました。
ただ、そう何度も出す様な料理ではなく、この先の献立を見てもおでんの予定はありませんでした。
でもどうしても師匠の記事を読んで僕はおでんを食べたく入居者に食べて欲しくて強引に献立をおでんに変更しました。
#施設長特権
#そのうち嫌われるぞ
そしてついに先日おでんの日がやってきたのです。
その日はとても寒くてまさにおでん日和と言えました。
僕は朝から入居者に「今日のお昼はおでんだよ」と恩着せがましく何度もしつこく伝えました。入居者たちはその度に「楽しみだね」と笑顔をみせてくれました。
#優しい
#そのうち嫌われるぞ
普段は調理中の厨房に入ることはほとんどありませんが、noteの記事にするためおでんの仕上がり具合をチェックするために無意味に厨房に顔を出しました。
グツグツと煮えるおでん、芳醇な香りが食欲を誘います。
お・で・ん!お・で・ん!
と1人厨房内ではしゃぐ施設長に厨房スタッフから「邪魔ですね」と冷静なツッコミが飛びます。
熱々のおでんのように盛り上がったテンションを一気に冷やしてくれました。
#そのうちじゃなくて嫌われてました
食堂にもおでんのいい匂いが漂ってきます。
昼食の時間が近づきぞろぞろと入居者たちが食堂にやってきます。
食堂に漂うおでんの香りに心なしか顔がほころんだように思えます。
ギリギリまで温めていた熱々のおでんをお皿に盛り付けて待ちかねている入居者に配膳します。
配膳中、僕の頭の中は「お・で・ん!お・で・ん!」と盛り上がっていました。
そして自分の分もちゃんと確保して、みんなで食べました!
クタクタになった大根に、おでんのつゆが染みこんだこんにゃくやハンペン。
そしてinfocus師匠直伝の『玉子の凹んだ部分におでんのダシを入れてそのまま食べちゃう』という7歳の三女さんから「きっもちわるっ!」と酷評された食べ方。でもこれが本当に最高なんです。
「玉子におでんのダシ入れて食べたら超美味いよ!みんなもやってみ!」
と興奮して言いましたが誰1人として実践してくれませんでした。
本当に美味しいのになんでやろ…?
#きもいから
ダシ入り玉子は残念でしたが、入居者たちはおでんをペロリと平らげました。
「ご馳走様でした」と熱々のおでんにほくほくの笑顔を見せてくれました。
infocus師匠、今回もありがとうございました。
お陰様で熱いおでんを食べて身も心もポカポカになりました。
寒い日が続きます。
そんな日は皆様もおでんで温まってみてはいかがですか。
それでは素敵な日曜日をお過ごしください。
コッシー
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