兄弟じゃなくて親子です
お昼ご飯をちゃんと食べたのに「食べてない」と言われる入居者に「ちゃんと食べたよー」と伝えると「いや明日の分です」と上手すぎる返しをされて何も言えねぇでした。
こんにちは、コッシーです。
さて、昨日で夏休みが終わり今日から息子の学校が再開しました。緊急事態宣言が発令され一次は夏休みが延長されるのではないかと言われていましたが、予定通り学校は始まり息子も元気に登校していきました。
今年の夏休みはオリンピックと言う一大イベントが行われて各地で盛り上がりを見せましたが、コロナウイルスはその勢力を拡大させており、昨年同様自粛自粛の休みとなりました。
本当なら家族で旅行などをして息子といろいろと思い出を作りたいところですが、仕事も忙しいのと自粛も相まって全く出かけることが出来ないまま、お休みも終盤を迎えてしまいました。
仕方ないこととは言えあまりに寂しいので、どうしたものかと考えました。
この記事でも書きましたが、最近の息子のマイブームはお風呂です。とにかくお風呂に入りまくります。
こんなに風呂に入るのはしずかちゃんか息子くらいだと思います。そしてその現場を覗くのはのび太と僕くらいだと思います。#お湯はかけられないけどね
そんな風呂好きの息子ですが、実はまだ銭湯に行ったことがありません。スーパー銭湯と言われるところにはいろんな種類のお風呂がありきっと息子も喜んでくれるに違いありません。
っということで、休日に夏の思い出として地元のスーパー銭湯に一緒に行きました。
銭湯に行くとコロナ禍ということもあり、体温測定や人数制限などがされており、きちんと感染対策をしていました。
僕らが行った時は平日の昼間だったため幸いお客さんはそれほど多くなくすんなりと入場できました。
そこはなかなか大きい銭湯で、露天風呂、電気風呂、ジャグジー風呂など様々な種類のお風呂があります。それを見てテンションを上げる息子の姿が目に浮かびます。
早速浴場に入りました。初めて見る様々なお風呂に息子はビックリしたのか、お風呂に行こうとせず僕の側を離れませんでした。
「ほら、行ってきていいよ」と促しても、頑なに動こうとしません。僕が湯舟に浸かるとようやく息子も一緒に入ります。そして僕が湯舟から出ると息子も一緒に出てしまいます。
想像していたのとかなり違ってしまいましたが、せっかく来たからにはいろいろなお風呂を味あわせてあげたいと思い、息子と一緒にいろんなお風呂に入りました。
その中で息子が特に気に入ったのが、『壺風呂』でした。
※写真はHPからお借りしています
その名の通り壺の形をした湯舟に浸かるタイプのお風呂です。本来は1人用だと思いますが、息子と二人で浸かりました。
他の入浴者がいないせいか息子はかなりリラックスした様子で気持ちよさそうにプカプカ揺れていました。
普段はあんまり湯舟に浸からない僕もあまりに気持ち良さに息子と一緒に長湯しました。
ほどなくして壺風呂から出た僕らは、最後にジェットバスの風呂に入ることにしました。
※写真はHPからお借りしています
湯舟の至るところからジェットバスが噴射しており、腰や背中が程よく刺激され僕みたいな腰痛持ちには最高のお風呂です。
しかしビビりの息子は案の定ジェットバスの迫力に恐怖し全然入ろうしませんでした。そのビビりようは僕が湯舟に入っても近づいてこず、ずっと首を横に振って嫌がっています。
あんまり無理強いするのはよくありませんが、何事も経験が大切だと思います。誰でも最初は怖がるもんです。入ってみたら実は楽しいかもしれません。
獅子は我が子を千尋の谷に落とすと言います。施設ではライオンみたいな髪型と言われる僕です。#毛量が多いだけ
ここは心を鬼にして怖がる息子を抱き抱え、一緒にジェットバス風呂に入りました。
四方八方から飛んでくるジェットバスに息子は「わあ!ああ!ひゃ!いや!」と声を上げ、僕の腕の中でジタバタと暴れます。それでも獅子の髪と心を持つ僕は息子を抱いたままゆっくりと肩までお湯に浸かりました。
肩までお湯に浸かりジェットバスに全身を攻撃された息子は相当な恐怖を感じたのか、今までにない力で僕の腕を振りほどきました。そしてそのまま僕の身体をよじ登っていき僕の肩にちょこんと座ると具合が良かったのかその体制で落ち着きました。
僕は僕で全身を刺激するジェットバスが日頃の疲れを癒してくれているようで、息子が肩に座っていても全然気にならず、しばらくお湯に浸かっていました。
多分、他のお客さんからはそんな僕らの姿は戸愚呂兄弟のように写っていたのではないでしょうか。
息子の初めての銭湯は息子よりも僕を癒すようなカタチに終わりましたが、それでも息子にとって初めての体験ができた事は今後の成長に繋がっていくと思います。
そしてジェットバスでしっかり身体のケアが出来た僕は、コッシー120%で仕事をまた頑張りたいと思います。
それではまた。
コッシー