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はぐくみ・うまれ・そだつ No.22"幸せなお産"

前回はこちら↓

突然きた5分おきの陣痛は、助産院につく頃には2分間隔に。

急いでお布団に行き内診。子宮口は6センチに。

「すぐに出てくるから、プールは間に合わないねぇ。」と助産師さん。「残念過ぎる・・・」とつぶやくと「ならお風呂に入る?」とお風呂の準備がされました。


10分後、準備された湯船につかると・・・みるみる痛みが和らいでいく~☆いっきにリラックス。

トドのように湯船でクルクル~。

10分くらいすると助産師さんが「一度上がってごらん(^▽^)/」との声ざざ~っと湯から上がるとベキベキッと音がするくらいの感覚。

赤ちゃんの頭がどこにあるのかはっきりとわかった。

このまま生みたい~とお布団にすべりこみポジショニング。


横にはトーマスを見ていた長男君。

「もう赤ちゃん出てくるから、こっちにおいで」

「え~~、トーマス終わるまで出ないって赤ちゃんに言って~」

「もう、待ってられないよ~~~ママが・・・」

ビデオを構えたパパさんを見つけ「ビデオ係はいいから私を支えて」と吠えパパさんにしがみつきいきんだら・・・ツルっと出てきました。

あっという間の出来事に子どもたちはびっくり( ゚Д゚)


産み終えた後もピタッと体にくっつきしっかりとカンガルーケアー。

赤ちゃんの神秘に触れることができました。


そして一番驚いたこと・・・。

赤ちゃんが生まれてきて「元気な男の子ですよ。」と助産師さんがわたしのお腹の上にのせてくれた時、パパさんが大号泣。

「本当に、よかったよ~~、僕も生んだ気がする。」と。

あまりの感情の高ぶりにわたしまでもらい泣き。こんな幸せなお産があるんだね。


お産の後はおっぱい。

これまでの子たちは粉ミルクメインで育ててきたので今回こそはという熱い思い・・・。

4人目にして初めてしっかりと母乳をあげれることができました。

食べたものが命を作るということ、おいしい和食の大切さもここで学びました。

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パパさんはここのご飯がおいしすぎて昼食も戻ってくること多数。(一級建築士の試験勉強もしながらのランチタイムでした)

入院中は上の3人の子どもたちも一緒に過ごし、赤ちゃんとの触れ合いの時間を過ごしました。

この経験を通してわたしは感じることの大切さ、知識(情報)ばかりでは不安が増えていた自分。

産ませてもらうのではなく赤ちゃんと力を合わせて生み出すというスタンスの大切さ。心との対話と主体的にうめる体つくりを学びました。

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まあちゃん、そんな風に命に向かわさせてくれて本当にありがとう。

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そして、次の妊娠につづく・・・

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