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はぐくみ・うまれ・そだつ No.11"待てど待てども・・・"

前回はこちら↓

破水した翌日も陣痛は来ず・・・。どうしたらよいでしょう・・・。病院の先生は最長1週間くらいなら待てるかな?と話していたけれど・・・。

パパさん登場。「先生の説明も聞いてきたんだけど、その話を僕の母に話したら大騒ぎで・・・電話変わってもらっていい??」

えっ?っと驚いている私にいきなり携帯電話を渡してきた。

電話の向こうのお義母さんは「万が一細菌感染でもしたら大変だから、おなかを切って出しなさい。それが一番いいんだから。わかった?すぐに先生にいって切ってもらいなさいね」そう言い終えると電話が切れた・・・(;^ω^)

パパさんが先生に伝えると「じゃあ、今日の夜9時までに陣痛が来なかったら帝王切開にしようか。決まったら絶飲絶食だからね。」と笑顔の先生。

締め切り時刻が決定されました・・・(´・ω・`)

そして待てど暮らせど陣痛はこず・・・。帝王切開が決定に。


翌日、朝から手術の準備。手術室に入ると手術台の上に・・・。背中を丸めチクッとした瞬間はすごく痛く意識が遠のきそうに・・・。そのあとはゴリュゴリュっという音とともに何かが装着された感覚が・・・。麻酔がだんだんと聞いてきました。

喘息持ちなので全身麻酔はできず局所麻酔。そのおかげで?ライトに映る様子をしっかりと見ることができました。

まず、おなかの皮を切り・・・というところでクラクラっと意識が・・・。気が付くと「おめでとうございます、元気な女の子ですよ」の声が・・・

「女の子?ついてませんか?」(検診だと男の子だと言われていたため)

謎な質問をしながらまた意識が・・・遠のいて。次に目が覚めると病室のベッドの上に。

パパさんは大興奮。

「2300グラムあったよ。めっちゃかわいいの。今、処置していて小さめだから保育器の中なの。本当によく頑張った。二人とも。」



私はなかなか調子が戻らず・・・頑張ってトイレに行こうとするもフラフラに。血栓が怖いから少しは動かないと・・・とするも体が言うことを聞かない。

先生が診察に来ると熱が39度前後。一時、様子を見ることになり翌日の午前中は37度後半くらいに落ちるのだが夕方すぎてくると39度を超えてくる。

先生が話すには腎臓がうまく機能していないらしい。そのための点滴などを処置され8日間かかりようやく熱が下がりました・・・。

その間、熱があるということで赤ちゃんには触れあえず・・・。ようやく抱っこできた時には本当に自分の子なんだろうか?と思う次第。


パパさんは毎日病院にきて赤ちゃんに触れあっていたので慣れた手つきで赤ちゃんを抱いていました。

何とも言えない違和感。

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長男君の時にはなかったもの・・・。そんな感覚をもったまま退院の日を迎え、自宅での生活が始まりました・・・。


次につづく・・・。

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