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はぐくみ・うまれ・そだつ No.12"こんなはずでは・・・"

前回はこちら↓

帝王切開で出産。退院してきた私。生まれてきた赤ちゃんに対し、本当に我が子なんでしょうか?という状態。

長男くんの時のように母性はわかず・・・泣いている我が子をなかなか抱っこしてあげられず・・・。術後の傷の痛みにぶり返す発熱などの体調不良・・・。

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あれだけ楽しみにしていた我が子。それなのに・・・。なんでちゃんとママになれないんだろう。と自問自答。

あやうくネグレクトになりそうでした・・・・。パパさんは会社から帰ると沐浴におむつに夜の授乳(粉ミルク)とわたしの代わりにママをしてくれました。正確にはお昼休みにも戻ってきていました。


この時、パパさんは一切わたしを責めることなく・・・

「ママだっていきなり最初に赤ちゃんと離されて動揺してるんだよ。大丈夫。怠けているわけでないよ。休んでいるんだ。体を整えるために。」

「ぼくが出来ることがあればなんでもかわってあげる。だから今は自分自身をみたしてあげて。」

「無理に愛さなくてもいいよ。その分、僕がこの子を愛するから。」

そのうちに赤ちゃんのちょっとした仕草が可愛らしく思えるようになりました。触れ合いたいと思うように。

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次第に赤ちゃんと一緒にいるのが幸せになっていきました。その期間、1ヶ月。永遠のように長く感じていたけど時間にしてみると短い・・・かな。

「目の前にいる我が子を愛せないなんて!お前は本当に母親失格だな」とあの時に言われていたらわたしはどうしていたでしょう。

「お母さんが最初からできるなんて幻想だと気づいたほうがいい。」

いつもパパさんが言う言葉。現代社会、昔みたいにどこかの誰かの出産や育児をそばで見てきた時代ではない。だからこそ周りにいる人の支えがないと子育てが難しい時代。

そんな風に理解のある夫で本当によかった。


もし、いま、あなたが「子育てが辛い。」と感じたら「少しだけ力を抜いてみませんか?」「そばにいる人に声を伝えてみませんか?」「いいおかあさん」というのはマボロシかもしれませんよ。


今の私が、あの時の私にかけたい言葉です。

そんな風な気付きをくれた2番目のなっちゃん本当にありがとう。

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そんななっちゃんは下の7人は私が育ててきたんだから☆というくらい小さい子を見るのが上手です。


なっちゃんの話はとりあえずここまで。

そして、次の妊娠につづく・・・

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