見出し画像

子育て中の自分が、なぜ今MacBook Air M1 を購入したのか?

note初投稿します。
noteを始めた一番のきっかけは購入したMBAに早く慣れたいと思ったからです。

仕事で10年以上Windowsを使っているため、やはりMAC OSには慣れが必要。せっかく高い買い物をしたので、短時間でも良いのでMacを触る頻度を高くしないと…と危機感を覚え、noteで備忘録や趣味などについて投稿しようと思い立ちました。

では、本題に戻ります。
なぜWindowsしか使ってこなかった自分がMBA M1 を購入したのかを説明します。


PCが欲しいと思ったきっかけ

プロフィールにも書きましたが、ただいま絶賛子育て中の身で自由時間がほとんどありません。テレワークで家事と育児をこなしながら仕事をし、子供が寝た後、夜中の家事を済ませ自身が寝るまでの時間が唯一の趣味として使える時間です。

この時間で出来る生産的な持続可能な趣味をなんとか見つけたいと思ったのが一番の理由です。やりたいことはDTMと動画編集。今持っているPCでもできないことはありませんが、快適な状態で操作できませんでした。新しいゲームの購入なども頭をよぎりましたが、将来への自分への投資としてPCを新調しようと思い立ち、どのようなPCが自分に必要なのかをじっくり検討しました。

所持済のPCスペック

以下が既に所持しているPCになります。使用頻度は低いため状態は良いですが、DTMや動画編集が快適にできませんでした。

MBA 13 (2010 Late)

1.86GHz Intel Core 2 Duo
RAM 4GB
SSD 128GB
NVIDIA Geforce 320M
高さ17mm x 幅325mm x 奥行227mm
1.32 kg

VAIO S15 (2016年)

intel core i7-6700HQ CPU@2.60GHz 2.59GHz
RAM 16GB
SSD 128GB+HDD 1TB
インテル® HD グラフィックス 530
高さ25mm x 幅380mm x 奥行260mm
2.5kg

MBA既に持ってたんかい!と早速ツッコミたくなりますが、当時スマホはまだ普及しておらず、薄く軽い持ち運べるPCの選択肢がこれ意外ありませんでした。持ち運んだ先でブラウジングや軽い事務作業程度の目的で、約10万程の新品で購入しましたが、数年後にスマホの普及によってほぼ稼働しなくなりました(勿体無い)。MBA購入者としてだけはすごく古参になりますね!VAIOは自宅家族用の作業PCとして当時購入してから今も現役です。

要求スペック

PCを購入するにあたり精査した要求スペックを改めてまとめました。
通常の作業用ではなくクリエイター向け用途のため、WindowsゲーミングPCかMACが候補となります。相談した友人からGALERIAのRL5C-R35を格安で譲っても良いという話がでたので、これをリファレンスとして検討しました。

CPU, GPU, メモリ

自身の用途での性能スペックの優先度は以下。
 ・DTMに必要なスペック:CPU≧メモリ>GPU。
 ・動画編集に必要なスペック:GPU≧メモリ≧CPU

RL5C-R35のスペックは以下
 intel core i5 11400H
 GeForce RTX3050
 16GBメモリ
これを最低ラインとして考える。

SSD

必要な容量は512GB以上必要。
 DTM:プラグイン音源等
 動画編集:素材動画や完パケ等
1TBあっても足りなさそう。

不足分はバックアップを兼ねて外付けSSDを検討。

重量と形態

家庭環境により、子供達の寝室と対面の部屋で、窓際の狭い場所がテレワークスペース(=PCモニターがある)。子供の遊び部屋兼、楽器置き場である和室にはpcモニターは置く場所はとれない。

活動可能時間は子供が寝静まった後、つまり子供の寝室の横の部屋で音は出せない。そのため最新の注意を払いつつ和室で電子楽器類を録音する必要があるが、細かい作業はモニターがあるテレワークスペースでしたい。

よって割高にはなるがデスクトップよりも持ち運びができるノートPC一択となる。軽くて携帯性も良く配置面積も少なくしたいので、13〜14インチが良い。手持ちの15インチVAIOは大きすぎて重すぎる。

消費電力と給電方法

子供の寝室近くのためうるさいFAN音はNG。
テレワークのWIndowsノートPCの仕事環境では、USBTypeCケーブル1本でハブを経由してHDMI接続と給電と外部接続を賄っているため、この環境をそのままTypeCの付け替えだけで切り替えたい。また、別の部屋に移動しても容易に給電できる環境が必要。

よって消費電力が低く、TypeC給電ができるものが良い。
この条件で大きく選択肢が削られる。
またPC電源の寿命も重要。

10年くらい使いたい。

価格

家計的にも予算は10万前後までが限度。正直自分の今までの要求を満たすノートPCはほぼ新品では買えない値段となっており、実質的に中古しか選択肢がない。中古となると機材や電源のヘタリや不具合にも注意が必要になります。

候補のノートPCたち

サイズと電力関係の観点で、Windowsゲーミングノートは脱落してしまう。CPUとGPUを最適化したApple Silicon (M1以降)に軍配が上がります。

この事実を認識してからApple整備品ページ、中古販売、オークションアプリ、フリマアプリとの約1ヶ月の本気の睨めっこが開始されます。これが本当にきつい作業でしたが良い出会いのために頑張りました。

ちなみに年度末は、ユーザーの環境変化が多くなるので中古市場も盛んになり、加えてこのタイミングでM3 Macが発売されました。しかも期間限定で10万以上の購入で最大1万円割引のクーポン適用という破格のキャンペーンが適用されていました。もしかしたらこのタイミングはいい意味で価格競争が起きやすい中古市場激戦区だったのかもしれないです。

また、購入のためにMACそのものや動画編集・DTMなどについてもかなり時間をかけてYoutubeで勉強しました。

以下が候補となったノートPCです。

MacBook Air (M1以降)

第一候補。最も軽量で持ち運びもできる。FANレスなので静音だが、その分熱管理が厳しくなる。

MacBook Pro (M1以降)

FAN付きで高負荷の作業をするにはこちらが有利。
中古市場ではAIRよりも同スペックでも1〜2万以上は高くなる。
ファンクションキーの代わりについているTouch Barが不評。私もWindowに似た操作としてFnキーを多用するので受け入れ難い。
ちなみにM1pro以上のCPU搭載のMacProではFnキー搭載で外部IFコネクタも増える。だが、価格は数万以上アップする。

余談ですが、機種としてのMacobook "Pro"とSoCとしてのM1 "Pro"が被るので非常に検索がしづらく、別のチップ名にして欲しかったです。M1 eliteとかM1 Superとか・・・。

候補落ちしたWindows PCたちの例

・ASUS TUF Gaming
・ASUS ROG Zephyrus
・Galleria
・G-Tune
など

最終的に買ったPC

結論から言うとMacbook Air M1 2020を購入しました。
数週間決断ができず迷っている間にお買い得品を何度も逃して諦めかけていたのですが、たまたま見た中古PCショップのじゃん◯らで理想のスペックで最安に近い個体(しかも箱と付属品全部付き!)を発見しすぐに購入しました。相場を理解していたので即決することができ、今までの作業は無駄じゃなかったと自分に言い聞かせました。…即決と言っても実際24h程度は悩みました。

購入したMacBook Air M1 2020のスペック

リファレンスとしたRL5C-R35と比較してみる。

$$
\begin{array}{|l|l|l|} \hline
\text{項目} & \text{MBA M1 2020} & \text{RL5C-R35} \\ \hline
\text{CPU} & \text{M1} & \text{core-i5 14400H} \\ \hline
\text{GPU} & \text{8core} & \text{RTX3050} \\ \hline
\text{メモリ} & \text{16G} & \text{16G} \\ \hline
\text{SSD} & \text{1TB} & \text{512B} \\ \hline
\text{Display} & \text{13.3 Retina} & \text{15.6 LCD} \\ \hline
\text{インターフェース} & \text{Thunderbolt / USB 4 x2} & \text{HDMIx1
USB3.1 Gen1(USB3.0)x2
USB3.1 Gen2 Type-Cx1
SDスロット} \\ \hline
\text{Touch ID} & \text{有り} & \text{無し} \\ \hline
\text{Keyboard} & \text{JIS} & \text{JIS} \\ \hline
\text{サイズ} & \text{304x16x212 mm} & \text{360x20x244 mm} \\ \hline
\text{FAN} & \text{無し} & \text{有り} \\ \hline
\text{重量} & \text{1.29kg} & \text{2kg} \\ \hline
\text{給電} & \text{typeC 30W} & \text{専用電源アダプタ120W} \\ \hline
\text{電源状態} & \text{99%} & \text{それなりにヘタっていると想定} \\ \hline
\text{価格} & \text{11.1万} & \text{格安(5〜6万想定)} \\ \hline
\end{array}
$$

・CPUのベンチマーク

まあ大丈夫でしょう

・GPU のベンチマーク

RTX3050より劣りますが及第点(と言い聞かせる)

決め手

なんと言っても価格です。
2024年3月末時点でこれ以上にない良い買い物だと思います。

MBAを既に持っていたのでMACへの拒否反応はありませんでし、iPadPro(第一世代)も持っていたので連携も上手く出来そうだと思いました。

オークションやフリマアプリでも同じスペックの物はいくつか有りましたが、電源状態も99%と極上でした。また、ショップ購入のため何かあった場合の返品制度があるのも安心でした。

SSDが512GBのモデルの方が流通量が多く1万程度安いものも多かったのですが、容量不足になった時の外付けSSDの価格との差分を考えると最初から内蔵メモリが1TBあった方が手間も通信速度でも有利と判断しました。

搭載OSが最新のSonomaではなく1世代前のVenturaなのも良かったです。理由はDTMのプラグインやオーディオインターフェースの対応が追いついておらず、最新OSに上げてはいけないというDTM界隈の制約があります。初期化の際にOSも出荷時に戻す方法もあるようですが、OS変えないまま出荷状態にする方が楽ですからね。

触ってみた感想

CPUに関してはDAW(ableton live intro)を立ち上げてバッファサイズを最低にして適当に弄ってみましたがCPU負荷が全然上がらず感動しました。期待できそうです。前のPCはバッファサイズ小さくしてプラグインいくつか立ち上げるだけで厳しそうでした。

動画編集などにはM1 Proチップ以上あるいはM2以降のMedia Engineというものが有利らしいのですが、中古価格では15万〜20万程度は覚悟しないといけないので断念。FullHDの動画編集であればM1で十分だろうと数多のYoutuberが言っていることを信じることにしました。使用する編集ソフトはひとまず無料版Davinci Resolve 18かCapCutを想定しています。

まだ初期設定をしたり便利アプリを導入したり、このnoteを書くだけで精一杯で高負荷な作業ができていませんので、実践したら投稿したいと思います。

外観に関しては購入サイトでランクCとされており少し心配していたのですが、天板に小さな凹みが一つあったこと以外は全然綺麗でした。キーパッドも全然テカっておらずこれで本当にCランク?と目を疑ったほどです。


購入したMBA 2020(手前)と既存のMBA 2010(奥)

まとめ

まずこの価格でこの性能のMACを入手できたのは正直大変嬉しく思っています。そして何より見た目もかっこいいので満足感があります。できるだけ使いこなしたい。
次は、このMACに導入したソフトや、購入したアクセサリなどnoteに投稿するつもりです。

それでは今回の記事はこの辺で失礼します。

今回このnoteを書くにあたって参考にした記事







いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集