本物を見抜く目2
前回、本物を見抜く目を養うために、本物を見るだけでは不十分だと書きました。
ある骨董屋さんの4代目嫡男の方はお祖母さまに毎週クイズを出されていました。
玄関に置かれている物は
一級品か
劣悪なものか
それを独立するまで習慣として行われていたとおっしゃっていました。
そうです。真贋を見極める目を持つためには比較し、これはいい、これは良くないを経験しないとわからないのです。
良いものの中にたまには偽物を織り混ぜることで、あれ?と思える目を養わせてください。そうしてよい直感が得られる訓練をさせてあげてください。
物だけではなく食べ物でもなんでもいいです。
それが感性を育てることに繋がります。