【作家日記 】わたしの先生は。
【作家日記】を始めます。
元々iPhoneのメモ機能に綴っていた
感じたこと等諸々の備忘録。
メモとして自分だけが見られる形だけでなく
どなたがご覧になっているのかは不明ですが(笑)
発信することを目的のひとつとして
考えをまとめると
より整理されて良いかな、と思い。
大好きなフィンランドのことも書きつつ…
蝋燭作家として
これからどんなことを吸収して
アウトプットしていけるのか。
私自身が一番楽しみです。
第一回目とした選んだのは、『先生』について。
師匠…という方が私にはおらず
勿論基礎的なことを教わってはいたのですが
別にその方がどうとかそういうことではなくって
なんだか、先生…とか師匠とお呼びするのも…なぁ。
という感じで
明確な師範がいるわけではありません。
でも、何事にもある程度道標が欲しくなるのが、ニンゲン。
今日は荒井良二さんの作品展を見に行きましたが
私の先生って、『絵本』なのかもしれない、と気付かされたのです。
ものをつくったり
ことばにすることは
制作者側が、ひとつのアンサーをまとめた結果。
だからこそ
言葉や制作物は
曖昧な方がいいと感じています。
見てくれる方
聞いてくださる方の
想像力を掻き立てるような
すてきな世界に連れて行ってくれるみたいな。
それってでも
情報が少なすぎても
反対に多すぎてもだめで
ちょうど良い塩梅をみつけることが
大事なのかなって。
そういう点で
絵本はわたしの先生です。
絵本はちょうど良い文字数
挿絵に関しても
様々な要素が散りばめられたりしていて
読者が絵本を読む際の心境や環境によって
感じ方が多種多様になるところが
絵本の素晴らしさだと思っております。
そこから派生して…
どんな人にむけた絵なのか
言葉なのか
作品なのか。
それによって、情報量を決めれば良いとも思う。
展示会や販売会に来られる方を想像して
一緒にたのしめる作品を作ること。
独りよがりは寂しくて
突き通すみたいな
メンタルの強さは持ち合わせていないので
そんなスタンスも大切にしていこうと思います。
めちゃくちゃゆるいけど、こんな感じで書いていこう。