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子供に怒るってのは必要なのかどうか【結論=必要】

子供に怒る。

この行為って最初は罪悪感があったんですよね。
小さい子供に怒ったところで、こっちが勝つに決まっているし、感情にものを言わせて服従させているような感じがして、罪悪感がありました。

だから、子供に怒ってしまった当初は落ち込んでいました。

「あぁ、怒鳴ってしまった…怒ってしまった…」

なんて落ち込んでいましたよ。

息子が2~3歳くらいのころですかね。
この頃に息子に怒ってしまったときは、もう二度と怒らないぞ、と心に決めたものでした。

嫌われたくないとか、嫌われたらどうしようとかおもっていたんですよね。
父親だから一回嫌われたら、もう自分には懐いてこないんじゃないかって不安もあったかもしれません。

そして、いつの間にか息子は5歳に。
以前、二度と怒らないぞと決めた現状はどうなっているか。

めちゃくちゃ怒るようになった。

怒ってしまっていますね。
そして、以前抱えていた罪悪感はどうなったかというと、

全然ない。

現在、息子に怒っても罪悪感はほとんどないです。
ゼロとまではいいませんが、以前のように落ち込むなんてことはなくなりました。

ただ少しだけ昔と違うのは、理屈で怒るようになったところ。
以前は理屈なんて一切通じなかった息子ですが、5歳になった現在、多少理屈が通じる。

なので、理屈です。
言い方を変えれば論破みたいなもんです。

大人気ないような気もしますけどね。
5歳の子供に理屈責めってのも大人気ないような気もしますが、これ息子のためにもなると思うんですよね。

理屈で責められるようになったら、自分も理屈を使うようになるでしょう。
数年前、あるYouTuberに喋りがうまい理由を聞いたとき、『親の喋りを聞いていたから』というのを聞いたことがあるんです。

確かにそうだな、と。
生活をともにしている家族が喋るのが得意なら、それを子供が真似るようになるのはわかります。

だから、息子のためですよね。
理屈もなにもない怒りより、せめて理屈がある怒り方をしないといけませんよね。



…なんて、息子に怒る自分を肯定してみました。
まぁ、そんなもんです。

しかし、怒るのも慣れるもんですね。
以前はあれだけ落ち込んでいたのにな、と。

しかし、よく見れば幼稚園の先生とかも怒っていますからね。
子育てには『怒る』ってのも必要不可欠なものなのかもしれません。

…うまい怒り方を覚えたいものです。

そういえば懸念していた、

『息子に怒ったら嫌われるかもしれない…』

というのは、今のところ心配はなさそう。

今も別件でついさっき怒ったばかりなのに、僕とパソコンの間に入ってモゾモゾしています。
可愛いです。

可愛いんで終わります。

お疲れ様でした。

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