話術スキルが高い人がやっていること
マウントを取るために、最近覚えた言葉を使い出す人っているじゃないですか。
この人に明らかに伝わらないであろう言葉を選んで、その人がわからないと自慢気に説明しだす人。
僕の周りでもいるんですよね。
そういった、完全に伝わらないと分かっているのに、あえてその言葉を使いだす人。
正直にいうと、そうゆう人は面倒な人だと思っていた。
他人の立場になって気持ちが考えられないちょっと可哀想な人、とまで思っていた。
まぁ、簡単にいうと『いけ好かん』と思っていたわけですが、まぁこれも捉え方次第だよな、と思うようになってきましたよ。
彼が最近覚えたであろう言葉を、僕も覚えようと。
彼が最近覚えたであろう言葉を、説明してもらい、僕にも吸収しようと。
そもそもですが、彼がそんな風に最近覚えた言葉を急に、『昔から使っていた言葉ですよ面』で使い出すのって、自分のアウトプットのためなんですよね。
自分が覚えた言葉を忘れたくないから。
覚えた言葉を、すぐに使って自分のものにしたいから、使い出すのだと思うのです。
…まぁ、その中に「この人には通じないかもしれない…」という気持ちが一切ないのは少し考えものですが。
言い方を変えれば、アウトプットがめちゃくちゃ上手いとも言えるわけです。
最近覚えた言葉を使う
分からないであろう人に披露する
その言葉が分からない人に、説明してあげる
なんて、三段重ねのアウトプットでもう自分の使用言語にしているんですよね。
じゃあその人がどんな人かって、話術スキルが高いんですよ。
会話力が高い。
彼はこうやって使用言語を増やして、話術スキルを高めているのだろうな、と最近思いました。
…まぁ、その人は会話が得意というより、一方的に喋るのが得意なタイプの人ですが。
まぁ、なにはともあれ、良いところは見習わないとな、と思う。
彼が覚えた言葉を僕も吸収するようにしたいし。
問題は彼のように、ひけらかすのが苦手なところだよな…。
彼はひけらかすことでアウトプットをしているので、そのアウトプットもしないと、使用言語にはなりませんもんね。
…まぁ、僕はひとりごと、もしくは文章に書いてアウトプットすることにしよう。
さて、彼は今日、どんな言葉をひけらかしてくれるのかな。
おしまい。
サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。