【星のラブレター】noteと真夜中のラブレター【THE BOOM】
「夜に書いたラブレターは朝に必ず見返しなさい」
こんな言葉を聞いたことがありませんか?
それか、実際夜にラブレターを書いて、朝読み返した時、
「…なんって恥ずかしいラブレターなんだ!!」
と思ったことはありませんか?
まぁ、そもそもラブレターなんて時代遅れすぎるか。今でいうとLINEなんかですよね。
僕の時代は、ガラケーのメールです。
メールで女の子と、今思えば赤面必須の恥ずかしいやり取りをしていた覚えがあります。
夜のメールって、なんであんなに小っ恥ずかしいことをいえるんですかね。
僕は、一度かなり長文のポエムを送ったことがあります。
内容は覚えていませんが、たしか「キミの瞳は1万ボルト」的なことを言っていたような気がします。
はい、あとで死ぬ程後悔したのは言うまでもありません。
なぜそんな話しをしているのか。
そう、この僕のnoteの記事っていわゆる「真夜中のラブレター」のようなもんなんです。
「夜に文章を書いて、朝に見直せ」は正しいのか
ある文章術の本に、
「情熱で文章を書き、冷静で推敲しろ」
というようなノウハウが書いてありました。
これって、いわゆる、
「真夜中に書いたラブレターは、朝に見直せ」
と一緒だと思うんです。
真夜中のラブレターって、情熱だけは凄いじゃないですか?
「あんたの羞恥心はどこに置いてきたんだい?」
というくらい、おかしなことを書くのが、真夜中の罠です。
これ、悪いこととして捉えられることが多いですが、わりとそんなこと無くないですか?
真夜中の変なテンションでしか伝えられないことだって、絶対ありますもん。
というか、朝の冷静な頭で書いた文章なんて、率直に言って、
『クソつまらない』
と思うのは僕だけでしょうか?
そう、文章なんて少しクレイジーな方が面白いと思うんですよ。
真夜中のラブレターをそのまま出せ
真夜中のラブレターである、夜のnoteの記事はそのまま出した方がいいです。
まぁ、もちろんそのまま出したほうが良い人と、そうではない人がいますが。
僕は断然そのまま出す派です。
なぜなら、夜に書いた文章を朝に見たら、
「…やばい文章だな、こんな恥ずかしいの公開なんてできないよ…」
と、朝の冷静で臆病者の自分が、サイドブレーキを目一杯引いてしまうから。
朝の自分は冷静ですが、臆病なんです。絶対に事故りたくないという気概が強すぎるんです。
だから、僕のような臆病者は、真夜中のラブレターはそのまま出したほうが良い。
大丈夫、それで引かれたところでそれも自分だから。
引かれたところで、『これが自分だ!』と開き直れます。
真夜中のラブレターを出すことに慣れれば、自己肯定感も上がって一石二鳥なんです。
THE BOOMで『星のラブレター』
THE BOOMの1枚目のアルバム『A PEACETIME BOOM』に収録されている、
『星のラブレター』
この曲はまさに真夜中のラブレターを出すという内容。
初期のBOOMって結構ホラーっぽいというか、サイコパスっぽい歌詞が多いので、この曲もそれにひかれてサイコっぽく聞こえるんです。
ラブレターを3枚も書いたり、何十年越しにキミに会いに行くと言ったり、歌詞の内容を裏読みすると、恐ろしい曲になる。
まぁ、そんな裏読みしなければ、ただただ穏やかでやさしい歌なんですが。
夜に書くラブレターって結局どうかしてるのかもしれませんね。
まぁ、これからも夜のラブレターを書き続けたいと思います。
文章はどうかしてるくらいがちょうどいい、と僕は思います。
ではまた。
サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。