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ドーパミン中毒と漫画

久しぶりに『キングダム』を読んだ。
大人気漫画ですね。面白いです。熱くなります。時に泣けます。

2024年9月現在時点でコミックが72巻が発売されています。
…長いですね。

こういった人気漫画って長くなりがちですよね。
なぜかって続ければ続けるほど儲かるからですよね。

自分が子供のころは漫画といえば『ドラゴンボール』でした。
全巻で42巻です。めちゃくちゃ人気がある作品にしては今考えると小ぶりですよね。

同じジャンプの漫画のワンピースが109巻と考えると、本当に小ぶりです。
鬼滅の刃は23巻です。幽遊白書に至っては19巻です。短いです。読みやすいです。時間がない大人には助かります。

そう、時間です。息抜きに少し漫画でも読むか、と思うとこういった長期連載漫画って終わらなくなるんですよね。
時間を吸い取ってくる。あっという間に数時間なんて経ってしまう。

しかも週刊連載やらの漫画って、基本的に『次回が気になる!!』って終わりかたするから本当に終わらなくなるんですよね。
昨日は少し読む気だったキングダムに5時間くらい使いました。おかげで寝不足です。

漫画を読むなんて無駄な時間だ!!

なんていう気は毛頭ないですが、それでも少し無駄にしたかなって思っちゃいます。
思えばこんな時間をたくさん費やしてきたから僕は今こんな現在を送っているんですよね。

目先の楽しいことを優先しすぎた結果、本当に大切なことに時間を使えなかった。
これですよね。大切なことが何かって学生でいえば勉強だし、社会人であればスキルアップですかね。

意識高いこという気はないですが、結局こういった『時間を吸い取ってしまうもの』って上にいる人たちが僕たちを中毒化させて儲ける為の手段なんですよね。



ハリ氏は「シリコンバレーの天才たちがこぞって研究しているのは、ほかでもなく『どうすれば人々がソーシャルメディアのようなアプリを頻繁に開き、長くそこに留まるか』だ」と説明した。

引用:[インタビュー]「スマホ依存、大麻より知能に2倍も有害な環境」 : 政治•社会 : ハンギョレ新聞 (hani.co.kr)

漫画とはちがいますけど、スマホやらその中のアプリやらも結局『どうやって人を中毒化させるか』を考えて作られているんですよね。

何事も中毒化しない程度に楽しもう。
漫画は楽しいけど、時間を決めて読もうかな。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。