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「絶対押すなよ」←押したくなる【制限されるとやりたくなる】

こんにちは、コーシローです。
今日は『制限されるとやりたくなる』というテーマで話したいと思います。

あのダチョウ倶楽部の伝統芸にある、熱湯風呂。

「絶対押すなよ!」

で押されてしまう、あれです。
竜ちゃんがいなくなったことによって、今では本当に伝統芸っぽくなってしまったあれです。

あれって、誰しもに当てはまるものだと思うんですよ。

要は、制限されるとやりたくなるってこと。
やってはいけない、なんて言われるとやりたくなる。

これって、人間にもとからある心理的要素。
心理学的にはこの『やってはいけないと言われるとやりたくなる』は、

『カリギュラ効果』とか、『心理的リアクタンス』という言葉で呼ばれています。
これ、僕が最近特に感じていることなんです。

制限されるとやりたくなる

制限されると、人間は反発してその制限を取り払おうとする。
少々僕の話をします。

僕は今この年になってなぜか、すごく行動的になっています。
38というアラフォーになってからというもの、noteやブログをやってみたり、YouTubeや音声配信をしてみたり、昔の僕には考えられないほど行動的になっている。

それはなぜか、当初の理由は『副業でお金を稼ぎたい』という理由があったからなんですが、それは単にスタート時点の目的。
お金を稼ぎたいだけなら、別にブログやnoteに拘る必要なんてないんです。

これは、元々あった僕の欲求、

『いろんなことで目立ちたい!』

が今更になって、爆発したからです。

ではなぜ今なのか。
それは、僕が生活を制限されているからです。

生活を制限されているとはどうゆうことか。
これは、結婚生活が主な理由です。

結婚して、子供ができてからというもの、僕には自分の時間というものがほぼなくなりました。
妻も仕事をしていますし、子供はまだ小さい。

僕が休みで、妻が仕事のときは必然的に僕が面倒を見ることになる。
そうなると、本当に自分の時間なんてものは無くなるわけです。

いや、その生活が嫌ってわけでは断じてないんです。
子供は可愛いし、結婚生活にもこれと言って不満なんてものはない。

しかし、自分の時間が持てないとなると、どうしてもこう考えてしまう。

『自分の時間があればあんなことやこんなこと、たくさんできるのになぁ…』

と。
これって結婚すると、独身者が羨ましくなるという典型例ですよね。

いや、あれですよ。
だからといって、僕は独身時代に色々何かをしていたかというとそうではない。

たまの休みはパチンコに行ったり、家でゲームをしたりと、本当に無意で生産性のないことばかりしていたんです。
でも、今思うと、

『あの時間があれば、あんなことこんなこと何でもできたのになぁ…』

と後悔するわけです。
そもそも、そんな後悔するくらいなら、あのときやっておけよ!なんですけど、これはその当時の僕には絶対わからない。

結婚したこと、子供ができたことによって、ようやくその無駄な時間というものが恋しくなったからこそ起きた考え。
要は、『制限されるとやりたくなる』んです。

今のうちにやりたいことやっておきなよ

この言葉は僕が会社の独身の同僚に向かっていった言葉です。
これは、なにも僕が結婚生活をなげているというわけではなく、本心からその同僚を思って出た言葉。

独身時代の自由な時間があれば、僕なら何をするだろうか。
独身時代の自由なお金があったら、どんな有意義なことにお金を使うだろうか。

そう考えると、夢がいっぱいです。
たとえば僕が今独身時代に戻るなら、

  • 日本中、世界中を旅したい

  • ユーチューバーになりたい

  • ラジオを録って配信したい

などがあります。
しかし、独身時代に戻ることはできません。

だから、今やるんです。
僕は現在、上記の「日本中、世界中を旅したい」以外のやりたいことができています。

これはやはり、僕が結婚生活で自分の時間に制限がかかったことによる、反発ということになるんでしょう。
でも、これは僕にとっては良い反発になっています。

たとえば僕が今この歳で独身だとしても、ブログもYouTubeもラジオも一切やっていなかったでしょう。
結婚生活で制限がかかっていなければ、今だに、

「いつかこんなことをしてみたいなぁ…」

といいながら、今日もパチンコに精を出していたはずです。
あぁ、そう考えると恐ろしい。

制限がかかることによる反発は、思ったよりも強い。
その強さは以前の僕を難なく飛び越えてしまっている。

おかげで今僕は、これほどなく充実した生活を送っています。

「やりたいことをやっておきなよ」

これは今の僕に、十年後の僕が伝えたい言葉だったのかもしれません。

ではまた。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。