死ぬまで仕事をしないといけないから…
年度末ですね。
仕事、忙しい時期ですね。
それか、面倒な仕事が終わって、まったりするような時期かもしれません。
忙しい時期
暇な時期
僕がどちらかというと、後者の暇な時期。
僕の仕事は元々、忙しい時期と暇な時期の差が激しい仕事なのですが、ここ最近は特に暇です。
そんな暇な年度末になにをするかというと、書類の整理や、データの整理。
いわゆる、単純作業ですね。
今日もそんな単純作業を、淡々とこなしていたんですが、どうですかね。
あなたは単純作業って好きですか?
単純作業と楽な仕事
僕は単純作業が比較的好きでした。
なぜなら、楽だから。
なにも考えず、ただ同じことを繰り返す作業は頭を使う必要がないので、僕にとっては楽だったんです。
当時の僕は、
『仕事=我慢してやるもの』
という図式が考えの根本にあったから、単純作業が好きだったのかもしれない。
…いや、好きというよりは、
「自分ができる仕事なんてこんなものだよな…」
と諦めていたのかもしれません。
ライン工
上記の単純作業が好きだったというのは、僕が若い頃。
20代の引きこもりになる前の僕は、単純作業である工場のライン工に従事していた。
それが好きだったわけではなく、それしかできないと思っていた。
営業?
コミュ障ができるわけがない…
サービス業?
人が苦手なのにそんなことできるかよ…
力仕事?
もやしっ子の僕には無理だ…
なんて、できない仕事で溢れかえっている求人情報誌を見ながら、当時の僕は絶望していた。
そして、行き着いた先が、ライン工。
工場で同じことをひたすらやる作業なら、自分にもできると思った。
案の定ライン工は自分の性に合っていた。仕事はできた。
しかし、今は思う。
もう、あんな仕事はしたくないと。
試行錯誤したい
ライン工は、単純作業の極みだと思う。
冒頭にも書いたが、
ものが来る
パーツをはめ込む
次の人へ渡す
これがライン工の仕事だ。
単純だ。これ以上ないほど単純だ。
この単純作業に、試行錯誤などは基本的にない。
アラフォーである僕が思うこと、それは、
『試行錯誤が必要な仕事をしたい』
死ぬまで仕事をしなくてはいけない
アラフォーになった今僕は、試行錯誤が必要な仕事をしたいと思う。
僕の世代では、75歳まで定年が伸びるとされている。
多分これは本当にそうなる。
なぜなら、だれもがそう思って諦めているから。
そうなってもしょうがないよな…
と思うことはだいたいそうなる。
消費税の10%を例に、みんなが
なってもしょうがない…
と思っていることはたいていそうなる。
世の中は、みんなが頭で考えている通りになる。そんなもんだし、それが真理だ。
75まで仕事を続けるのであれば、自分がしていて楽しい仕事をしなければいけない。
「楽しい仕事をするなんて、バカげたこと言ってんじゃねぇよ!」
と思われるかもしれない。
だけど、それしか道はない。
75まで仕事を続けなくてはいけないのであれば、『楽しい仕事をする』は人生で誰もが達成しなければならない課題になっている。
人生は仕事じゃない!
なんて悠長なことを言っている時代は終わっている。
誰もが死ぬまで仕事をする時代はもう来ている。
なので、仕事は楽しいものにしなくてはいけない。
これは、定年後の悠々自適な未来がなくなった、僕らの必須条件になる。
『仕事=我慢してやるもの』
ではなく、
『仕事=楽しくてやりたいもの』
にするのが、人生を楽しむことと同意になる。
『楽しい仕事をする』
は、死ぬまで仕事をし続けなくてはいけない、僕ら世代の必須条件だ。
おしまい。
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