野次馬心理とシャーデンフロイデ
『他人の不幸は蜜の味』
なんて言葉がありますよね。
ドイツ語でシャーデンフロイデなんて呼ばれるこの心理。
出来れば持ちたくない心理ではありますが、どうしてもこのシャーデンフロイデが起きてしまう時ってありますよね。
たとえば、野次馬をするときなんかにも、シャーデンフロイデに近い感情があるのではないかと。
なんて、野次馬根性丸出しの同僚がいるから、我に返ることはできましたが、正直な話し、僕も気になるというのが本音です。
なぜ、こんな心理が起きてしまうのか。
持ちたくない心理ですが、どんな人でも野次馬根性がゼロの人はいないのではないか。
ということで、今回は野次馬根性とシャーデンフロイデについて考えてみたいと思います。
シャーデンフロイデとは
シャーデンフロイデとは、
言葉としての意味は上記のようですが、そもそも、シャーデンフロイデという心理がなぜ起きるのか。
シャーデンフロイデが起きるのは、誰かが不幸になれば、自分に利益が回ってくる可能性があるからです。
誰かの立場が下がれば、自分にお鉢が回ってくる可能性がある。
だからこそ、人間にはシャーデンフロイデという心理が起きるわけです。
野次馬根性とはなにか
シャーデンフロイデが人間に起きる意味はわかりましたが、野次馬心理とはなにか。
同じような心理状態のような気がしますが、その違いはなにか、です。
野次馬とは、
繰り返しですが、シャーデンフロイデとは、
シャーデンフロイデは、他人の不幸を喜びますが、野次馬には、不幸を喜ぶ感情はない。
野次馬はあくまで、興味本位で騒ぐことのみを指しています。
せめて野次馬だけにおさめよう
シャーデンフロイデと、野次馬には明確な違いがある。
野次馬をしているときに、「ざまぁみろ」と思えばそれはシャーデンフロイデになります。
ということで、ムリヤリ結論。
『せめて野次馬するだけに収めよう』
です。
「ざまぁみろ」なんて感情にはなんの利益もありません。
というか、「ざまぁみろ」と思うことで、周りから嫌な奴認定される怖れがあるので、不利益しかありませんね。
そんな訳で、
『他人の不幸を喜んでも自分にはなんの得もない』
ということを伝えて終了です!
お疲れ様でした!