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『誰かがやるだろう』と思っていると高い確率で自分がやるハメになる
「これは自分がやらなくても、誰かがやるだろう…」
「みんな気付いているはずだから、自分がやらなくてもいいよね…」
あなたはこんなことを思ったことがありませんか?
そして、その『誰かがやるだろう』と思っていたものは、実際誰がやりましたか?
多分あなたじゃないでしょうか?
では、なぜ自分だけがそんなハズレを引いてしまうのか?
これを考えてみたいと思います。
誰かがやるだろう、が自分にまわってくる理由
誰かがやるだろうと思っていることは、なぜか自分がやるハメになることが多いです。
その理由は、
自分しか気付いていない
損をした感情が残りやすいから
常に頭に残り続けるから
では一つひとつ掘り下げていきます。
パターン①自分しか気付いていない
『誰かがやるだろう』が自分に回ってくる理由1つ目は、そもそも自分しか気付いていないからです。
自分にしか気づいていないのであれば、必然的に自分がやらなくてはいけなくなる。
たとえば、これは僕によくあることなのですが、仕事でPC作業をしている時、
「あれ、ここの計算式おかしくないか??」
なんて思う時がある。
そんな時はすぐにその原因を探すのが一番ですが、どうしても時間がない場合はそのまま、誰かがやるだろうと放置してしまう時がある。
その放置してしまったものに誰かが気づいてくれればそれで良いのですが、僕の実体験からすると、大体自分しか気づいていない場合が多い。
もしかすると、他の人も「誰かがやるだろう…」と思って放置している可能性はありますが、そんなことを考えていても水掛け論にしかならない。
結局は放置したものは自分がやるハメになる。
『誰かがやるだろう』が自分に回ってくる理由1つ目は、自分しか気づいていないから、です。
パターン②損をした感情が残りやすいから
『誰かがやるだろう』が自分に回ってくる理由2つ目は、損をした感情が残りやすいから。
損をした感情が残りやすいとはどうゆうことか。
自分ばかりに回ってきていると思っているその物事は、実は他の人にも回っていることが多いんです。
しかし、いざ自分にその物事が回ってくると、なぜか、
「自分だけ…」
という感情になってしまう。
実は他の人にも回っているその物事がなぜか自分に回ってくると、自分だけやっているという感情になってしまう。
これは、人間にネガティブな感情が残りやすいという性質があるからです。
ネガティブな感情が残りやすい理由は、人間の進化に由来しています。
古来の人間は現代の人間とは違い、獣に食われる側の生き物でした。
そのため、
「この場所では仲間が食べられた事があるから気をつけないと…」
と思えた人間が生き残ってこれた。
僕たちはそんなネガティブを記憶するのが得意な人間の子孫です。
なので、遺伝的に僕たちにはネガティブを記憶に残しやすい性質があるんです。
ネガティブが残りやすい性質だからこそ、
「なんで自分だけやるハメになるんだ…」
という感情も残りやすい。
実際は他の人に平等に回っていたとしても、自分だけやっているという損が目立つというわけです。
『誰かがやるだろう』が自分に回ってくる理由2つ目は、損をした感情が残りやすいから、です。
パターン③常に頭に残り続けるから
『誰かがやるだろう』が自分に回ってくる理由3つ目は、常に頭に残り続けるから、です。
誰かがやるだろうと思っている事柄は、常に頭に残り続けます。
なぜなら、解決していないから。
たとえば、仕事で誰かがやらなければいけない物事があるとします。
その場合、自分から進んでやるような人がいれば良いのですが、なかなかそんな徳の高い人はいません。
僕の職場でもそんな、誰かが必ずやらなければいけない仕事があるのですが、大体その仕事は残る。
誰も手を出したくないので、放置されて残り続けるんです。
その場合、やらなければいけない仕事は常に頭の中に残り続けます。
残り続ければ残り続けるほど、それが気になって仕方なくなる。
僕の場合はそれに耐えられなくなって、結局は自分でやるハメになるんです。
最初から進んでやっておけば、ずっと頭に残り続けて脳力の無駄使いがなかったのに、なんてことを思うんですよね。
『誰かがやるだろう』が自分に回ってくる理由3つ目は、常に頭に残り続けるから、です。
解決策とまとめ
今回は、『誰かがやるだろう』が自分に回ってくる理由を3つ紹介しました。
まとめると、
自分しか気づいていない
損をした感情が残りやすい
常に頭に残り続ける
の3つでした。
そして、その解決策はなにかというと、
『考える前にとにかくやれ!!』
です。
鬼のようにシンプルな答えですが、結局のところそれしかない。
僕はこの、『考える前にとにかくやれ!!』を最近実践しているのですが、これが思いの外良い。
何が良いかというと、メンタルにいいんです。
そもそも、誰かがやるだろうと思っていることは、頭のワーキングメモリーを常に使っていることになる。
ワーキングメモリーは限りがあるので、常に解決していない物事があると、それだけでメモリーの容量はなくなってしまう。
その点、考える前にとにかくやっていると、デフラグ処理のように頭のゴミが無くなります。
そうすると、ウダウダ考えることもなくなるので、結果的にメンタルに良い影響があるんです。
メンタルのためにも、誰かがやるだろうと思っていることは率先してやったほうがいい。
その方が周りの評価もおのずと上がることになりますしね。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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