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人間が忘れる理由と、ワーキングメモリーについて
…なんだ、まだ雪が降るのか。
今季の冬は雪があまり降らなかったはずなのに、東北では2月後半からまたいつものように雪が降り始めている。
1ヶ月前まで、
「2月史上最高の暖かさ!!」
なんて言われていたから、このまま春が来るのかな、なんて思っていたけど、結局はまた寒くなる。
まぁ、いつものことではあるんですがね。忘れちゃうんですよね。
毎年のことなのにね。寒い時期が終わって、春が訪れそうな時期。
だけど、寒の戻りというのは必ず一度や二度ある、というのは毎年のことなのに、忘れちゃうものなんですよね。
人間ですからね。忘れるのはしょうがないことなんですよ。
どうして、人間には『忘れる』という昨日が備わっているかって、頭の中に毎日の全ての出来事をインストールしていたら、すぐに容量がいっぱいになってしまうから。
だから、人間は頭の容量を確保するために、パソコンで言えば、キャッシュを消すかのように、『忘却』という機能が備わってるわけですよね。
まぁ、なかには特別、記憶力がいいという人もいるにはいるんですが。
こういった人たちは、ワーキングメモリーが高い、なんて言われている。
パソコンで言えば、メモリですよね。
ワーキングメモリーが高い人は、
集中力が高い
切り替えが早い
理解力が高い
なんていう特徴がある。
…いいですね。いわゆる頭の良い人の典型です。
僕たちは、こういった人に憧れるわけですが、いかんせん、このワーキングメモリーというのは、鍛えるのが難しそうだ。
『知能の4割~8割は遺伝で決まる』なんていう研究結果もあるようだし、ワーキングメモリーが高くて、小さな頃からバリバリ集中できる、というのは、生まれ持った才能と言ってもいいのかもしれない。
まぁだからといって、それをそのまましょうがないと諦めるのは少しもったない。
じゃあどうすんの。ワーキングメモリーをどうにかするにはどうすんの。
これもパソコンで例えればいいんですよね。
メモリが低いパソコンで作業する時は、それ相応の作業だけをするか、余計なものを入れないこと。
じゃあこれを人間に例えるとどうなるか。
『余計な記憶をいれない』
に尽きるのかな、なんて思う。
余計な記憶とはなにか。
まぁ、たくさんありますよね。
無駄なスマホいじり
なんとなくのテレビ視聴
余計なものに囲まれた暮らし
なんてのがそうですかね。
いわゆるミニマリストっぽいことをしていれば、小さなワーキングメモリーでも充分に活躍できる可能性が高いのかもしれない。
まぁ、余計なことはすんな、ってことですね。僕のようなメモリが低い人は特にね。
今日もメモリ4ギガの頭で、なんとか頑張っていこう。
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