この町の小ささに気づく

小さい。

今日は仕事の都合で大昔に通っていた小学校の近くを通ったのだが、小さかった。
学校自体も小さいし、なにより駆け回って広くてしょうがないと思っていたグラウンドがめちゃくちゃ小さく感じた。

なんでだろう。
なんでこんなに小さく感じるのだろう。

まぁ単純に大人になって体が大きくなったというのもあるのだろうけど、それにしても小さく感じた。
思えば他の建物も小さく感じたな。

大人になってからよく行っていたスーパーなんかもめちゃくちゃ小さく感じた。
これはなんだ。なんの変化なんだろう。

たぶんね、気持ちの変化もあるんだと思うんですよ。
小さい枠に収まっていたんだろうと思うんです。

たとえば、日本から出て旅をしまくっている人から見ると、日本なんて島国は小さくてしょうがなく感じるでしょう。
そんなのと同じような感覚だと思うんです。

行動範囲を広げるだけで、今までそこしかないと思っていた空間が小さく感じる。
これ、なんとなくメンタルにもいいような気がしますよね。

行動範囲を広げることや、今までの生活範囲を広げるだけでなんとなく心まで広くなる感覚ですよ。

小学校で嫌なことがあったとしても、それ、小さな枠の中の出来事でしかないですからね。
小さな町で嫌なことがあったとしても、それは小さな枠の中でしかないですからね。

これが日本まで及ぶとどうなるか。
日本で嫌なことがあったとしても、それも小さな枠と捉えることができる。

これがきっと生きやすさにつながるんだと思うんですよね。
まぁなかなか、日本まで考えが及ぶのは難しいですけどね。

せめて町ですかね。
嫌なことがあったとしても、大体は町の中の出来事です。

小さな町です。
そんな小さな町で嫌なことがあったとしても、大したことはないんですよね。

いざとなれば出ればいい。
今の場所から出ても生きていけると思えばきっとメンタルの安定にもなるんだろう。

生きれる場所なんて無限にあるだろうから。