亡くなった方に伝えられなかった悲しみを乗り越えるために
神道では
人は死んでもそれは肉体だけで魂は生きている
ただ肉体から魂が抜けて空っぽになる
だから遺体のことを「なきがら=魂が無き空」と言います
そして、たとえば病気にしろ認知症にしろ、それは肉体の老化や劣化でなることなので、
亡くなって、魂が抜け出すと肉体の制約を離れて、自由になります
自分が亡くなっても、50日くらいの間はなかなか生きている間の心のクセが抜けないにしても、
親族が駆けつけて泣いている姿などを見て、そうか自分は死んだのかと徐々に自覚して行き、自分のお通夜やご葬儀を見ています
生きている間に伝えられなかったことも、亡くなられた方を思って話したり、思うだけで、それは全てその方に通じますし、全部わかってくださいます
それは亡くなった時だけではなく、いつでもその人の名前を呼ぶか、生前の姿を思い出せば、特に直系の親族であれば即座にその亡くなった方に届き、魂の何分の一かがそこに来られます
ですから、亡くなった方に想いが伝えられなかった事が後悔とか、不安とか思う気持ちはよくわかりますが、それは非常に生きている人間の世界だけの話であり、
亡くなった人の世界からすれば、「大丈夫ちゃんと聞いてるよ、伝わっているよ」と思っておられます
だから、もし亡くなった時にうまく伝えられなかったとしても、今でも遅くはないし、いつでも呼びかければ伝わるので、どうかいつでも思い出した時に伝えてあげてください
亡くなった人に呼びかける時は「風の神の荒魂お伝えください」と風の神様にお願いすると必ず届きます
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![古川陽明](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83246559/profile_4f26c6d46e61834081e1271380bb127a.jpg?width=600&crop=1:1,smart)