天照御影大神とは(増補版)
明治の祭神論争で宮中三殿の遥拝殿として明治天皇様が勅裁された御祭神の有栖川宮幟仁親王御親筆の御神号の掛け軸(上記の写真)
この掛け軸の御神号こそが天照御影大神と私が総称している神々です
天照御影講社の御祭神として私の自宅である御影舎の御祭壇でお祀りしている御祭神は、
宮中三殿の御神霊の御分霊(天照大御神及び天津神国津神八百万神)を主祭神とし、また以下の御神霊を合祀して特に天照御影講の講員方の御守護を頂いております
伏見稲荷大社の御分霊の御影稲荷大神
江島弁財天(江島神社)の御分霊の御影弁財天大神
布都御魂の御分霊、
泰山府君大神、
鎮宅霊符尊神、
安倍晴明霊神、
三輪山に坐す大物主大神・少名彦那大神
諸神仙
となっておりますが、宮中三殿の御神霊を御分霊とはいえ、そのままお呼びするのはあまりにも畏れ多いので、これらを総称して天照御影大神と称え奉っております。
天照大御神様と同体の雨宝童子もお祀りしておりますので、天照大御神様であり雨宝童子でもありますが、基本的には天照大御神様が主祭神です。
天照大御神様を中心に上記の神々を中心とした神祇諸仙を総称しているのであって、天照御影大神という固有の神がいるわけではありません。
全ての御祭神の御名前を毎回お呼びするのも不敬になるので、総称を以って普段の御尊称としております。
以前は「御影大神」と総称していましたが、令和元年に神祇より御神示を賜ることがあり、畏れ多いことですが天照大御神様を主祭神として、天照御影大神と御尊称を新たに称え奉ることになりました。
天照大御神様の御神徳である「光華明彩(みひかりうるはしく)」「六合照徹(くにのうちをてりとほる)」という万能の御神徳を以って、惟神(かむながら)の道を歩んでいこうと思います。
天照御影大神という一柱の神様がいるのではなく
明治の祭神論争で宮中三殿の遥拝殿として明治天皇様が勅裁された神殿の御分霊を御神縁で私が授かり祭祀を行う中で御祭神の造化三神と天照大御神と天神地祇を
天照御影大神
と総称し奉っているのであり私が謎の神を作ったとか祀っているのではありません
御祭神の御神名をそのままお呼びするのは畏れ多いので、どこの神社でも祝詞の中で「〇〇神社の大神」とか「(地名)の大神」とかその神社の名称を当てはめて「〇〇大神」「〇〇皇大神」とお呼びするのが神道では普通ですし、日本の伝統では尊い存在ほど御名前で呼ばず呼称で御呼びします
教派神道は本来明治天皇の勅命をそのまま現在も受け継いで神道の宗教面を担う役割があります
これは國學院大學のHPにも記載されている事実です
天照御影講も教派神道の正統を受け継いでいるからこそ宮中三殿の遥拝殿の御分霊を頂いて365日一日もかかさずに祭祀を厳修して神祇を御祀りしております