吉田神道の北斗信仰と道教の北斗信仰の違いの覚書
天台宗から出た山王神道説では山王七社は北斗七星の投影であるが、吉田神道も道教の「北斗経」を自家薬籠の物として神道に取り入れた
北斗経は北斗七星に輔弼の二星を加えた北斗九星をベースにしているが、兼倶はそれを北斗七星ベースに日本化して取り入れている
霊符も全てそのベースで選別している
北斗九星は唐末頃からの信仰でそれまでは北斗七星での信仰だった
日本は大陸の古伝が残っていることが多いが、おそらくそのために兼倶はあえて新しい北斗九星ではなく北斗七星の信仰に戻して北斗経を使ったのだろう
日本が元で大陸が枝という吉田神道の考えからすれば、古伝に復して用いるのもわかる
ちなみに私の陽明という名も、北斗七星の第一陽明貪狼太星君と関係あるかどうかはわからないが、私は北斗七星だと別の星に非常に縁があるので、あまり関係ないはずである
この陽明という名は神感を得て頂いたのだが、それはあの世に言ってもこの名があの世の家に書いてあるくらいで、それなりの縁があると思う
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