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nekonosara
『君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな』 …1日でも一分一秒でもあなたと。 …敷島の道
その名から歴史に美男子であったと残されている藤原義孝。
彼のことを知り、百人一首で知られるこの和歌を詠むと、この和歌を詠んだ、義孝の心が久々と伝わってきます。
出会い恋して共に生きることが叶った相手と1日でも…いや、一分一秒でも共に過ごしたい!
そう…義孝は、疱瘡にかかり21の若さでこの世を去ったのです…。
ここまで情熱的に心を伝える相手に出会いながらも…。
大切な人達とかけがえのない時間を当たり前に過ごせることへの感謝。忘れてはいけないですね。
今、日本だけでなく世界中でコロナ禍の影響もあり、普通の生活をするのも難しい状況です…。家族にも恋人にも友達にも会えない状態が続いて…。
最初は、この和歌と出会ったときは、恋の歌と感じていました。
しかし、この和歌には、当たり前でいること、生きていること、共に生きていくことの幸せを伝える素晴らしい和歌であることを感じることできました。
命は有限である…だからこそ無限の思いを伝えていくこと、出来ることを、やりたきことを全力で!
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