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国民年金と厚生年金
こんにちは、体験男子です。
今回は、就職活動時における「お金」の体験をお伝えします。
今回は、「国民年金」と「厚生年金」について考えていきます。
事実関係は間違いないようにするつもりですが、
ざっくりと感想を述べていくことがメインですので、
本当の詳細を知りたい方は、
「日本年金機構」や「厚生労働省」の公式HPを参照願います。
1. 国民年金とは?
日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の人はすべて加入することになっています。自営業、農業、漁業に従事している人は国民年金保険料を自分で納めます。
上記のような人を「国民年金の第1号被保険者」といいます。
今現在ですと、
月額 16,980円(令和6年4月〜令和7年3まで) 納めることになります。
毎年度見直しがありますので、年度中や年度末のニュースを見ておくと良いかなと思います。
1.1 保険料の前納
国民年金の月額が分かったところで、お得に納める方法をお伝えします。
それが、「保険料の前納」です。
※私の考えですが、こちらはある程度金銭的な余裕が必要かと‥
基本的には、国民年金保険料は毎月納付の方が多いのかなと思います。
コンビニで払込する人を見るに‥
「前納します」となれば、
令和6年度の月額で、
最大で 16,590円お得になるとされています。
※ 2年前納且つ口座振替で納付のとき
納付書やクレカ払いであれば、
最大で15,290円お得になるとされています。
※ 2年前納
単純に考えると、1か月分弱の保険料OFFって感じですね。
2年契約の初月無料キャンペーンといったところでしょうか。
長い目で見るとお得ですが、一気に銀行口座が減少しますので、
何とも言えないですね。
1.2 付加保険料の納付
続いては、年金を受け取る際にお得になる方法です。
それが、「付加保険料」の納付です。
国民年金の一般保険料(納付額)に加えて
月々400円(付加保険料)
を納めると、年金を受け取る時に付加年金がプラスされます。
ちなみにどのくらいプラスされるかは、以下の通りです。
200円 × 付加保険料を納めた月数
ですので、2年以上年金を受け取ると、
納めた付加保険料以上に年金が入ることになります。
ただし、
・国民年金保険料の納付を免除されている人
(全額免除、一部免除、納付猶予、学生納付特例)
・国民年金基金の加入員
これらの人は除外されますのでご注意を!!!
私も制度を知ってから即座に切り替えました。
月400円ですから、悩む必要は無いと個人的に思います。
1.3 私の場合は?
私は、以下の3点セットでした。
① 毎月納付
② クレジット納付
③ 付加保険料に加入
再就職もあり、そんなに国民年金を納めないので毎月納付としまして、
どうせ払うならと付加保険料も入れました。
そして、支払いはクレカにしてカード会社のポイントゲットです。
2. 厚生年金とは?
私も含めて、みなさんが厚生年金と行っているのは、
会社員や公務員が加入する「厚生年金保険」というものです。
こちらですと、「第2号被保険者」と呼ばれます。
制度としては、
「国民年金と厚生年金保険」の両方に加入します。
ですので、
お勤めの方は、給与から天引きされているはずです。
2.1 労使折半負担
厚生年金は、加入者(自分)と会社が半分ずつを支払うことになっています。
厚生年金は、標準報酬月額というものがあり、それに準じて納付します。
厚生年金は、稼ぎが多い人ほど多く納付します。
そして、標準報酬月額の18.3%を納めなければいけません。
自分の天引き分 標準報酬月額 × 9.15%
会社分 標準報酬月額 × 9.15%
合計 標準報酬月額 × 18.3%(自分と会社)
このようなシステムです。
会社の視点ですと、
年収(報酬)の多い人を雇うと、それだけ会社が納める厚生年金保険料も多くなると言えます。
今一度、自身がどれくらい保険料を納めているのか確認すると良いかもしれません。
3. 私の考え
国民年金と厚生年金をざっくりとですが、お伝えしました。
国民年金を少しの期間(再就職までの半年くらい)を納めた身からすると、
厚生年金はありがたいものだとしみじみ思いました。
退職前は、厚生年金を月に2万円程度納めており、
退職後は、国民年金で月に1.6万円ですから、
差額もそんなにありません。
そして、ある程度稼ぎがある内の厚生年金分の天引きと
退職して稼ぎがあまり無い国民年金の支払いというのは比べものになりません。
個人事業主などでガンガン稼いでおり、
国民年金を支払い、自分で将来への貯蓄や年金の代替品がある人は問題無いと感じますが、大半はそうではないでしょう。
会社の社会保険に「おんぶに抱っこ」が
まずは一番大事かなと思います。