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感じる教育
先日拝見した、為末さんの記事。為末さんの文章はいつも深く刺さる。
思い出したのは、Jane Elliottというアメリカの小学校の先生が1968年に行った"Blue Eyes - Brown Eyes"という授業。ご存知の方も多いかと思う。
感情を揺さぶる学びのパワフルさ。
映像の中の、純粋な子供達の表情に胸が熱くなる。
感じた事を共有出来る大切さと安全性。
先生のフォローと力量。
簡単には真似出来ない授業やと思う。そこに信念と明確な目的が無ければ、きっと成り立たない。
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”感じる”
これは、教育の中ですごく重要だと思う。自分が何をどう感じて、それをどうアウトプットするのか。他者のアウトプットをどう受け止めるか。さらにまたどう感じたのか。
この流れを、安心・安全な環境で行う教育体制の必要性。
中学受験勉強を経験した私。11歳くらいから知識の詰め込み。自分の考え、感情は脇においてたのかなぁ、と思う。だって、考えを書いたら❎がついて、点数がつくんやもん。思考が自由じゃなくなっちゃうよね。
お陰で「正しい答」を求める思考回路になったよなぁー。
その後私は留学を機に、その概念が吹っ飛ばされた。
毎年日本から来る留学生を見ていると、根本的なところが全然変わっていないことに驚く。
これからの時代、感じる教育も大事やと思う。