「信頼感」はデザインで表現できるか?

こんばんわ。
肩書きはWebデザイナーのkoshiです。

最近、知人からの個人的な依頼があり、孤独にホームページ制作を進めています。

孤独だと話す人がいないので、noteに制作記録を残そうと思います。


今回は「信頼感のあるデザイン」について、考えたことを書いてみました。


信頼感のあるデザインにしたい


いま私が作成しているサイトは、
海外旅行に行きたい人に向けて、現地ガイドを紹介するサービスです。

ついこの前ワイヤーフレームが出来上がり、デザインに入りました。

表現したいことは沢山あるのですが、その中で「信頼を感じてほしい」なぁと。

でも、そもそも「信頼感」ってどういうときに感じるんだろうか?

デザインで「信頼感」を出すことなんて出来るのだろうか?


そんなことを考えてました。


信頼感ってそもそもなに?


そもそも「信頼」はどうやって手に入れるものか?わからなかったので一通り調べてみました。

・自己開示をする
・相手の気持ちを汲み取る
・約束を守る
・期待に答える

色々ありましたが、まとめると

期待通りの結果をもたらしてくれるはず

それが、信頼感の根源でした。


なので、サイトで信頼感を出すためには、
あなたが期待している通りの結果を返せるよ!」と伝えることだと思います。

これって、色やタイポグラフィ、あしらいで表現できないですよね。

どうやって信頼感を出すのだろうか?と。

信頼感を出すためには

私が現時点で思いついた結論は以下の2つです。

①提供できる情報を全てさらけ出す
 これは自己開示に近いですね。こちらが提供できる情報やサービスの内容を、良いところも悪いところも、余すことなく全て記載すること。

そうすることでユーザーは「ちゃんと情報を与えてくれる」と思ってくれるのではないでしょうか。

いい感じの言葉でフワッとまとめてはダメ。ユーザーが疑問に思う順番、理解しやすい順番を考えて、徹底的に「与える」ことをしようと思いました。


②期待通りのデザインを心がける
ここが今回、一番言いたかった部分です。

「期待通りのデザイン」とは
「ユーザーが好むデザイン」だと考えました。

好きなデザインには期待をするし、自分のことをわかってくれてる感じがするし、選びたくなる。

なので、
ターゲットの好みを考えたデザイン
をすることが、「信頼感」を獲得するのではないでしょうか。

信頼感を出すために青を使いました!」は浅い

自分勝手に、ステレオタイプで決めた色が、どうやって信頼されるのでしょうか。

ターゲットの立場に立って、ターゲットの好きな色、見やすい色、文字の大きさ、あしらいの量を徹底的に考えたデザイン。

それが結果的に「信頼感」につながるのだと思います。





これ、当たり前のことですよね、、、?

ちゃんと考えたら、当たり前のことでした。


なので「信頼感を与えるデザインを意識しました。」は、当たり前のことをしただけですね。

ユーザー目線で、分かりやすく、見やすく、受け入れやすいデザインをするのは当たり前です。


真面目にユーザーのことを想ってデザインをしていれば、「信頼感を出そう」なんて思わなくていいのかなと。


デザインは、それよりもっと上の概念を表現すべきだと思いました。

コンセプト。
サービスのあり方。
ユーザーに与えたい価値。

そのあたりをデザインで表現したいなぁと。


以上でした。

そんなことを、行き帰りの電車で考えながら過ごしてます。

もっと時間が欲しい。


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