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【残り38日】EC物販で拡大!Fast Fitness Japanの次なる一手
独立してプロデューサーを目指しているKoseiです。
僕はこんな人間です!
▶︎プロデュースとスポーツが大好き
▶︎人と人を繋ぎ、共に成長することを大切にしています
▶︎ポジティブなコミュニケーションで良好な人間関係を築きます
▶︎趣味はバスケットボール、選手情報の収集・分析も得意
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2024年11月24日になりました。今年は残り38日です。あと10.4%です。
— 今年の残り日数 (@remaining_days) November 23, 2024
はじめに
2024年も残すところ【46日】となりました。皆さんは日々をどのように過ごしていますか?
今回も四季報の写経を実施したものをアウトプットしていこうと思います。取り上げている企業はFast Fitness Japanです。
国内において「エニタイム・フィットネス」を展開するFast Fitness Japanはフィットネス業界での確固たる地位を築きつつ、新規事業や海外展開に積極的な動きを見せています。この記事では、同社の現状分析と仮説立案を通じて、今後のビジネス展開を探っていきます。
企業概要
会社名: Fast Fitness Japan
創業年: 2010年
上場年: 2020年
業種: 外食・娯楽サービス
時価総額: 235億円
特色: 米国発祥の「エニタイム・フィットネス」を国内で運営。24時間ジムの先駆けとして、フランチャイズ(FC)中心に事業拡大。
連結事業: 店舗売上59%、FC売上37%、他営業収入4%
売上高: 15,825百万円
営業利益: 3,504百万円(営業利益率22.1%)
海外比率: -
従業員数: 269名
仮説①フランチャイズモデルの拡大余地
背景: 同社の事業の柱はフランチャイズによる収益です。FC店舗の純増数は前年75店と順調に推移しています。固定ロイヤリティ収入の安定性が、売上の底上げに寄与していると言えます。
仮説:
都市部以外の地方都市や郊外エリアでのFC展開を強化することで、ジム利用者のさらなる増加が期待できる。
スポーツの裾野が広がる中で、ジム利用が一般化しているため、ターゲットを高齢者層や未経験層に広げることが鍵となる。
理由: 都市部以外では競合が少なく、エニタイム・フィットネスの24時間営業の利便性が大きなアドバンテージとなるためです。
仮説②EC物販事業の成長可能性
背景: 今秋に開始したプロテインやロゴ入りウェアのEC販売が、物販収益の新たな柱として注目されています。物販が売上全体の37%を占める中で、EC展開による拡大が期待されています。
仮説:
商品ラインナップを広げ、サブスクリプション型モデル(定期購入)を導入することで、継続的な収益を確保できる。
会員限定商品やキャンペーンを実施し、EC物販を会員特典として位置付けることで会員数増加にも寄与する可能性が高い。
理由: プロテインやウェアなどの物販商品は、フィットネスユーザーとの相性が良く、リピーターを確保しやすいカテゴリーだからです。
仮説③新業態「ザバーメソッド」の可能性
背景: 女性をターゲットとした**バレエ応用型フィットネス「ザバーメソッド」**が注目されています。今秋に1号店をオープンし、多店舗展開を目指しているとのことです。
仮説:
女性限定のフィットネス市場を取り込むことで、既存事業との差別化を図り、新たな顧客層を開拓できる。
海外市場での展開も視野に入れ、韓国や台湾などフィットネス人気が高い地域での展開が有効。
理由: 女性特化型の新業態は、健康志向の高まりとともに支持される傾向が強く、フィットネス業界のトレンドに合致しているためです。
アナロジー思考: 他業界への転用アイデア
視点1: サブスクリプションモデルの強化
サブスクリプションモデルの導入は、ジム会員やプロテイン定期購入の範囲を超えて、健康生活全般をサポートするサービスへと進化させる可能性があります。他業界の例として、コーヒー業界で成功を収めたサブスクリプション型サービスがあります。例えば、毎月の定額料金で決まった量の高品質コーヒー豆を受け取れるサービスは、顧客の生活習慣に自然と組み込まれています。
これをフィットネス業界に応用すると、以下の展開が考えられます:
パーソナルトレーニングのオンライン配信: サブスクリプションで月額費用を設定し、プロのトレーナーによる個別指導やエクササイズ動画を提供。これにより、ジムに来られない顧客層にも価値を届けられます。
健康サポートの包括的サブスク: プロテイン定期購入とともに、健康デバイスやアプリを連動させた「食事管理・運動サポート」をパッケージ化。月額課金で健康データに基づくアドバイスを提供する仕組みが考えられます。
視点2: バレエ型フィットネスの多店舗展開
飲食業界で成功している「テーマ型レストラン」のように、バレエ型フィットネスも地域特化型で展開することでブランド価値を高めることが可能です。例えば、地域ごとにバレエ以外のエンターテインメント要素を組み込むと、差別化が図れるでしょう。
ターゲット層の拡大: 子供向けのバレエ教室と親世代向けのフィットネスを組み合わせた家族型施設にすることで、親子で楽しめる空間を提供します。これにより、単なるフィットネスジムから「地域コミュニティの中心地」へ進化する可能性があります。
バレエのエンターテイメント化: レッスンの最終日に発表会やショーを開催し、参加者とその家族を招待する仕組みを導入。これにより顧客満足度を高め、リピーターの獲得につなげます。
視点3: ECサイトの顧客体験強化
アパレル業界や食品業界で導入が進む「顧客体験型ECサイト」の成功事例を活用することで、Fast Fitness Japanの物販事業も新たなステージに進化できると考えます。
デジタルツイン技術の活用: プロテイン容器やウェアのデザインをオンラインでカスタマイズできるサービスを提供します。例えば、プロテインの味を選べるだけでなく、容器に好きなメッセージを印刷できるようにすることで、購入体験を楽しくできます。
動画コンテンツと連携: プロテインを活用した料理レシピ動画や、フィットネスウェアのスタイリング動画をECサイトで公開することで、商品に付加価値を与えられます。こうした動画コンテンツはSNSでのシェアを誘発し、認知拡大にも寄与します。
まとめ
Fast Fitness Japanは、フランチャイズ事業を軸に安定した収益を確保しながら、新たな事業領域にも積極的に挑戦しています。EC物販や女性向けフィットネス「ザバーメソッド」など、多角化の方向性が明確です。
これらの取り組みは、同社の成長をさらに加速させる可能性を秘めています。今後も業界動向を注視しながら、アナロジー思考を活用してさらなるビジネスチャンスを模索していきたいと思います。
今年の合言葉は「Keep Moving」。1ミリでも動き続けます!
”プロデューサー”におれはなる!!!