「正月」
元旦は近所の神社で執り行う「元旦祭」へ。
大晦日の「大祓式」も
夜に行われるので結構寒かったけど
やはり元旦の朝の寒さはひときわ。
参加者ひとりづつに榊が手渡され
神様の御前に納めて二礼二拍手一拝。
その後、氏子は座敷で軽く宴となるのだが
私とカミサンは家に戻る事にしていたので、
宴で供されるお弁当を頂く。
大晦日の大祓式の時に頂いたお寿司も
まだ残っていたため、
元旦のお昼は
「雑煮」「寿司」「赤飯」の
カーボン祭り状態に。
ハイ、
食べた後、しっかり
午睡してしまいました!
ちなみに我が家の雑煮は
鶏の「せせり」と呼ばれる部位と
冬菇(どんこ)とで出汁を取り
蕪(大根)、人参、蒲鉾と三つ葉の
いわゆる「醤油仕立て」。
カミサンは関西出身なので
子供の頃の正月の雑煮は
「丸餅、白味噌仕立て」だったそうな。
義父が元気だった頃は
毎年大阪に帰省しては、
義父の手作りの
白味噌仕立ての雑煮を食べてたなあ・・・
丸餅ひとつのお雑煮だけど
私の知らない味で美味しかった。
私の小さい頃は
近くに住んでいた親戚が
一堂に集まっての宴会だったので
それぞれの家で分担して
正月のおせち料理を作っていた。
父がぶりを一尾まるごと買ってきて
四世帯分の切り身を切り出していくのは
見ていて豪快だった。
ぶりの切り身は
半分を照り焼きに、
残りの半分は刺身として
正月まで凍らせておくのだけど、
このチルド状態になった
ぶりの刺し身が美味しくて、
こればかりは正月の間
山ほど食べていた記憶がある。
逆に苦手だったのは
「お煮しめ」
「くわい」
「黒豆」
「ぶり照り焼き」
「殻付きのエビ」
「数の子」
「伊達巻き」
「田作り」
etc, etc...
ワハハ、
正月料理のほとんどが
苦手だったなあ。
子供が好きなものといえば
「肉団子」とかだけど、
正月用に作り置きして
「冷えてしまった」肉団子には
手を出す気になれず、
もっぱら解凍したばかりの
シャリシャリした刺身ばかりを
食べていたように思う。
今は、年齢が上がったせいか
出汁の味を味わうことを覚えたため
正月料理のほぼ全てを
美味しく食べることができるようになった。
・・・なので、
この正月の間は
決して体重計には
乗らないことにしています!!