ブランドを要求する人と、ネコとシャネルについて
このTwitterを要約すると
”20代の女子の気を引きたいなら、2,30万のブランド品を用意して”だと思う。
”お高く止まった女性だな”とか思われるのかもしれない。
我が家のネコ(パリス)はお高く止まっている。
エサを要求するときは「くださいニャ」ではなく「そろそろエサの時間だぞ?」ぐらいの顔でやってくる。エサを出さないと「なんで出さないん?」という感じでニャーニャー抗議してくる。
トシャ(吐いても)っても、チラッと見て「片付けて」というぐらい。
謝るなんてしない。怒ろうものなら、威嚇される。
何がいいたいかというと、ネコさんもしっかりプライドを持って生きている。”これくらいの世話は受けて当然”という風格がある。
話は変わって。
シャネルは高級ブランドだ。店は1等地にあり、壁や床は良いもので作られている。きれいなショーケースに華やかな商品が並び、上品な接客を受けられる。ブランドを作るのは、マンガや映画と同じで、様々な気をくばり、商品とプライドを販売する。
しかし、シャネルは”お高く止まっている”わけではない。
シャネル創業者、ココシャネルはイミテーションジュエリーを作った。
これは”高価な真珠を大衆にも”というコンセプトだ。
なので”演出をして高価なモノを売りつける”という評価は的外れだ。
”信念や思考を、概念のもとに商業化していく”というのがブランドだと思う。
Twitterのダイアナさんも同じような気がする
”働く20代OL”という人種を高く扱いなさい。から始まっている。
”働く20代OL”という定義自体、”わたし”ではなく”みんな”にかえている。
かつ匿名なあたりも、叩かれないためのファイアーウォールなのだろう。
さらに言えば”働く20代OL”にはブランド品を”というのも気になる。
働けない女の人でも、値段の張るブランド品を欲しいという人はいるだろう。
話を戻して
僕からすると
・わが家のネコ
・シャネル
・ダイアナさんのTwitterの内容
は全てブランドなのである。
わが家のネコはそのお高くとまった姿
ココシャネルはその生きざまとファッション感覚。概念
ダイアナさんは”20代OL”というモノの扱われかた。というか自分の扱われかた。
どれもブランドコンセプトを打ち出し、表現している。
何を好み、何を嫌うかは自由だ。
トイレ掃除しろと呼ばれた気がするので、いってくる。