『東宮立坊』プレイ用平安RP語彙
関西弁のイントネーションをつけるとそれっぽいです。
多分、情報管理が複雑で「あなや!」言うだけで精一杯になると思うが……
「あなや!」
「こはいかに」
(驚いたとき)
「げに」
(とても・マジで?)
「あなとうと」
(とても尊い。ゲーム内で使う状況はあんまりなさそう)
「たれかある」
(誰か助けてくれ)
(or貴族のすることじゃないから下人の誰か、勝手にやっとけ)
「いざ」
(急かすとき)(「いざ参ろう」などとするとそれっぽい)
「しれもの」「しれのさまや」
(バカ、アホ。状況がとんでもないということで、個人の人格攻撃に使わないでください。ゲームは仲よくやりましょう)
「うえつかた」
(上流階級=自分たち)
(対義語:しもじも、下人)
「かしこきあたり」
(高貴な方だがこのゲーム内では特に直系の皇族、今上帝付近を強調するとき。4人メンバーでは宮だけ当てはまる)
(賢所(かしこどころ)など、高貴なことを「かしこい」と言う)
(そのものズバリの名称ではなく「あたり」「ゆかり」と対象をふわっとぼやかして曖昧にする平安話法)
「ゆかり」
(関係がある)(例:紫のゆかりの姫)
「天皇・帝・今上・当今・おかみ・おそれおおいおかた」
(全部同じなのだが「天皇」だと政治色が強すぎるのでフィクションでは「帝」となっていることが多い。「今上・当今」は「今の代の人」で引退した先代などと比べるニュアンス。「おかみ」は面と向かって個人を敬って呼ぶ場合。「おそれおおい」実権は自分たちが握っているからこそわざわざ臣下ぶってひれ伏すと摂関家茶番仕草っぽい。「陛下」は平安ぽくない)
「物の怪の仕業じゃ、恐ろしや」
(言っておくと間が持つが、話自体はどこも物の怪の仕業ではない。人間の理屈で考えてみよう)
「まろ」
(男女共用一人称だが、大河ドラマでは誰も使ってない)
「私は何をしても許される身なので」
(ゲームルール上は許されないが、言いたくなったとき。原典も言いたいから雰囲気で言ってるだけで特に根拠はない)
その他
「ぞ/なむ/や/か/こそ」
「あり/をり/はべり/いまそかり」
任意で思い出して使いましょう。
Q.「中宮」は「ちゅうぐう」なのに「若宮」は「わかみや」なんですか?
A.そういうもんだから諦めてください。普通は生後50日の乳児に「○○親王」なんて大人みたいな名前はついてないんです。本当は皇后と中宮、皇太子(ひつぎのみこ)と東宮と儲けの君で全部意味が違うんです。
※本当は「犯人」は「ぼんにん」と読みますが面倒なので別にどっちでもいいです