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【HAMT】拘縮予防:重度患者さん動作介助と他職種連携〜24時間マネジメント〜
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こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。
「脳卒中の動作介助」をお届けしています。
今回のテーマ
\重度患者さんの寝返り動作介助/
▶︎ 臨床の疑問
拘縮が強い重度の患者さんの動作介助が本当に大変です。
どのように介助を誘導すればいいですか?
▶︎ 本日のまとめ
重度の患者さんの治療介入では離床を促すことが求められます。脳卒中後の運動麻痺に加え、関節拘縮を伴っている場合は重度介助になる場合も少なくありません。スムーズな姿勢変換を誘導するための「胸郭ー骨盤の関係性」の知識を補い、拘縮予防の最重要としての「24時間マネジメント」と「他職種連携」について理解を深めていきます。
▶︎ 今回の目標
・寝返りに必要な「胸郭ー骨盤」について理解できる
・「24時間アプローチ」の重要性について理解できる
\前回記事でより理解を深めよう/
⇩寝返り動作に必要な知識の理解⇩
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コロ「重度の患者さんの寝返り介助が大変です。」
先輩「運動麻痺に加えて、関節拘縮を伴っている場合は、疼痛や恐怖心も合わさって重度介助になる場合があるんだよ。」
先輩「介助方法を工夫することで、寝返り動作は介助だけでなく治療に繋げていくことが可能なんだよ。」
【臨床Memo】
一般的に知られている介助方法として、①両膝を曲げて、②両手を胸の前に抱えて、③丸太のようにコロンと寝返りを誘導します。と教えられます。
介助に慣れていない方の場合には有効な手段ではありますが、寝返り動作を治療アプローチして自立を促していく場合はアプローチに工夫が必要です。
【胸郭ー骨盤】の関係性
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屈曲回線パターンのKEYポイントは「体幹の回旋動作」です。回旋動作を誘導するためには、「内ー外腹斜筋」の活動が重要となります。そしてこの活動を促すためには「前鋸筋」を含めた筋連結を意識することが有効です。
寝返り動作では、体幹の回旋動作に加えて、上肢(肩甲骨の外転)を誘導することでスムーズな誘導が可能となる場合があります。
\体験してみよう/
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コロ「確かに手を前に伸ばし続けると、身体が回旋しますね」
先輩「肩甲骨を含めた上肢の治療も寝返りには必要なんだよ」
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