シン·仮面ライダー感想〜一文字隼人にクソデカ感情を抱いた女〜
こんにちは、こんばんは、おはようございます。ころもやぎです。
桜も満開な3月下旬。いかがお過ごしでしょうか?
今日は「シン·仮面ライダー」を見てきたのでその感想を書こうかなと思いnoteを書き始めました。
ただ、筆者は一般通行オタクなので、仮面ライダーにドチャクソ詳しい訳ではありません。なので、「素人目から見た感想」をつらつら書いてくだけなので悪しからず。
ちなみに、一番好きな仮面ライダーはZOです。
では、ネタバレ諸々含んだ感想を書いていきます。まだ見てない人はご注意を!
全体的な感想
全体的な感想としては、見てて楽しかったし面白かったですね。多分、仮面ライダーのオマージュとかその当時の雰囲気とかを知ってたらもっと楽しかったのかもなあと。
話の起承転結がはっきりしていて、物語も分かりやすかった。メリハリがある方が一般ピーポーとしてはありがたかったりする。
2時間くらいあったはずなんだけどあっという間だった印象。やや駆け足気味になってる場所があるようにも感じたけど、ちゃんと物語の中で回収してたから良かった。(サソリオーグのとこ)
あと物語の終わり頃、ルリ子が死んで本郷猛が「僕はショッカーと戦い続けます」って言って終わったらどうしようってハラハラしたけどちゃんとラスボス?のお兄さんと戦ったからほっとした。(とはいえ戦いは続いていくようだが。)
この前行った店で近くにいた見知らぬ人が「シン仮面ライダーは賛否両論で〜」って言ってたの聞こえちゃったんだけど、一般通行オタクは満足だったな。浜辺美波ちゃん可愛かったし。
好きだなと思ったところ
好きだなあと思ったのは、本郷猛がルリ子という存在を失ってしまうところ。
本郷猛がルリ子を失って一人で佇んでいるシーンとか、「仮面ライダーとは、ヒーローとは、孤独であらねばならない。」という姿勢というかコンセプトみたいなのがすごく伝わってきた感じがする。
シン仮面ライダーのビジュアルのあのアウトロー感というか、死にかけても立ち上がる一人の孤独な戦士感が好きだったので、映画でもそれが沢山表現されていたのが個人的にはすごく良かった。
ヒーローは孤独な方が輝くのかもね。
私の心にライダーキックかましてくれた男の話。
さて…ここまでなるべく冷静に全体的な話を述べてきましたが。
ここからはただのきっしょいオタクの感想になります。逃げるやつは逃げろ。ここからは俺のテリトリーだ。前置きはしたからな。
さて、見出しにも書いた通り、私はライダーキック(威力最大)されたんだよな。
ん?誰にって?
…一文字隼人、お前だよお前ーッ!!!!!!!!
元々、あるきっかけで柄本佑にボコボコに惚れていたオタクだったのでシン仮面ライダー出るって聞いたときは本当に嬉しかった。推しが仮面ライダーになるって最高すぎやと。
だから、物語中盤?くらいまで柄本佑が出てこなさすぎて本気で不安になっていた。けどそんな不安はもう終盤で全部払拭されちゃったね。
なあ、一文字隼人、良すぎないか?
私の性癖一球入魂男過ぎて情緒が死んじゃったんだけど。どうしてくれるの?責任取れるかおい。
私、ひょうきんな男と見せかけて孤独や絶望を抱えている男好きすぎるんです。例えば仮面ライダーエグゼイドの九条貴利矢とか、牙狼の涼邑零とかな…。
一文字隼人もそうなんだよな。ニコニコしてるけど、おどけているけど、心のなかに孤独や深い絶望を抱えている…。笑ってるけど、傷を負い続けている。そんなん、好きになるしかなくないか?
最後のネタバレするけど、本郷猛が死んだときに「また一人かよ…」みたいなことを呟いてたのが本当にアカンカンカンカン(きかんしゃトーマス)ってなって駄目だった。やめろ、その表情と言葉は俺に効く。脳みそ壊れちゃうから駄目。
一文字隼人の笑顔とかひょうきんな態度に隠された絶望を思うと胸が苦しい。そして改造手術されたのも、深い絶望や孤独から逃れるためだったのか?(SHOCKERは不幸を取り払って幸福を植え付ける?みたいな話してたので)考えるだけで喉掻きむしりたくなる…。一文字隼人、好きだ。(大胆な告白)
一文字隼人は…沼である。仮面ライダー2号であり、人類の味方であり、人を奈落の底に引きずり込む沼である。柄本佑の演技も相まってな…。こんなん好きになるしかないと思った。
Twitterでも私と同じようにクソデカ感情抱いてる人がいるんじゃないかと思ったら「一文字隼人 夢女」ってサジェストに出てきて笑った。だが、これは一文字隼人ガチ恋勢が発生してもおかしくない。(てか元々いると思う)
それほど、一文字隼人はカッコよくて、悲しくて、愛おしい存在なのである。2時間で、よくもここまで惚れさせてくれたな。脚本と、偉大なる原作と、柄本佑のおかげだよ。本当にありがとう。
あとやっぱ、本郷猛と一文字隼人の対照的なキャラクター性の表現も良かった。真面目で寡黙に孤独を抱え込む本郷猛と、おちゃらけてるような態度や言動で孤独を見せないようにする一文字隼人。この二人の関係、もっと見たかったなーってめちゃくちゃ思ったよ。
番外編とか絶対でないので、ここらへんは妄想するしかないですね…。小説か漫画描くしかないか…。やはり二次創作、二次創作がすべてを解決する。
おわりに
というわけで、シン仮面ライダーの感想を書きました。いや、ほぼ一文字隼人の話しかしてないんだけど。
原作をほとんど知らずに行ってしまったから、細かいネタとかについては全然気がつけませんでしたが、素人目線的には仮面ライダーという概念知ってるだけでも楽しめる映画だったのではないかなと思います。
制作発表された数年前から本当に楽しみにしていたので、こうして見に行けてよかったです。
2回目、映画がやってるうちにまた行こうかな!と思います。
では本日はこれにて。