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【モラハラ加害者】自分もモラハラ加害者だった


 1. わたしも加害者


 母の行為が“モラハラ”だったのだ!
 と気付いて
 
 つかの間の安心感を感じたものの


 よくよく考えてみたら

 この“モラハラ”…私も彼氏にしていたかも…!
 と気付いたのです


 それに気付いてショックではありましたが

 自分のしていた事が少しだけ解明されて
 客観的に自分と向き合うきっかけとなったのです



 いま思うとそれが私を変えるキッカケでした
 
 自分のしてきたことに気付くこと

 

 それは泥沼からぬけだすキッカケだったのです



 2. 私が彼氏にしていたモラハラ


 ①執拗なほどの愛情確認と試し行動

 私はつねに
 “彼氏から愛されているか”
 それが不安で仕方ありませんでした

 つねに
 “また”(母のときと同じように)
 この人もわたしを裏切るのではないか

 今は愛してると言ってくれていても
 いつかは見捨てられるのではないか…

 その思いと恐怖が
 心から消える日はありませんでした

 
 信じたいのに信じられない
 おかしいと分かっているのに
 確認せずにはいられない


 相手を傷付けてしまうと分かっているのに
 試し行動をしてしまう
 

 こんなことを続けていたら
 それこそ本当に愛想をつかされてしまう


 どんなに頭では分かっていても

 やめられなかったのです



 ②依存することと依存させること

 “つねに愛されること”

 それだけが私の価値基準でした


 彼氏がわたしのもとから離れていかないようにするため

 私は彼に依存し
 彼を自分に依存させるよう
 無意識にコントロールしていました


 心理学をたくさん学んで
 日々ひとの顔色を伺って生きてきた私には
 それは容易いことだったのです


 依存させることは愛されることだと
 無意識的に思っていたのでしょう…


 自分をコントロールすることはできないのに
 人をコントロールすることは容易だなんて

 いま思うと本当に悲しいことでした


  あの頃の怯えきっていた私を
 全力でハグしてあげたいです


 ③マウンティング

 これについては
 私はそれほど彼氏にはしていませんでした

 これをよくしてきたのは
 私の母です

 母はわたしにも周りの人にも
 本当によくマウンティングをしていました


 それを見て
 この行為はすればするほど

 “人から愛されなくなるのだな”
 と気付いた私は

 全く魅力的な行為とは思えませんでした


 でも世の中のモラハラ加害者の大多数は
 この“マウンティング”をよく行います

 なぜ母がそんなことをするのか
 最初は分かりませんでしたが…

 母を見てきて気付いたのは


 母はマウンティングをすることで
 “自分は価値がある人間だ”
 と思い込み安心するのです


 相手を貶め

 相手を攻撃して

 自分の方が凄い

 自分の方が偉い

 そう思い込める瞬間
 彼女(母)は安心感を得るのです

 こんな凄い自分はここに存在して良いのだ
 存在する価値がある人間だ

 そんな風に自分を安心させるツールなのです 


 私には母は“とても可哀想なひと”
 に見えました

 無償の愛がほしいのに
 素直に無償の愛がほしいと言えず(気付かず)

 条件付きの愛情でしか
 自分は愛されないのだと信じきって

 いつも人の評価に怯えて
 いつも人と自分を比べて


 誰かを攻撃することで自分を満たそうとする

 そして誰かより優れている自分を確認しては
 安心感を得ようとする

 本当に欲しいのは
 誰かからの“無条件の無償の愛情”なのに
 それにすら気付いていないように見えました


 

 つづく






 最後まで見てくださってありがとうございます。


 今日もあなたに良いことがありますように。


 ころころ

 

 

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