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定説は変わる コペルニクス的発想
世の中には、本当なのか嘘なのか不思議な定説がある。そして定説は知らぬ間に全く違うものに変わって行く。
例えば、恐竜は爬虫類から恐竜は鳥類となっていた。
恐竜が鳥の祖先、私が子供の頃は想像すらしてなかった。
15世紀、地動説は誰も信じてなかった。天動説を盲信していた。地球から空を見ればその通りで、地球の周りを太陽が回ってように見える。
視点を変えない限り、それを頭に浮かべられない限り、理解出来ない。短絡的な反論をする前に物事を俯瞰する。これは大切な考え方だ。
コペルニクス的発想
「君たちはどう生きるか」のコペル君になる。この本が最近また読まれていることは、そう言う人達が増えてきているのだろう。
『君たちはどう生きるか』は、1937年初出版の吉野源三郎による日本の小説。コペルというあだ名の15歳の少年・本田潤一とその叔父が、精神的な成長、貧困、人間としての総合的な体験と向き合う姿を描く。
当初『日本少国民文庫』第5巻として編纂代表の山本有三自身が執筆する予定であったが、病身のため代わって吉野が筆をとることになったとされている。実際は山本有三が執筆するはずだった。映画でもわかる。
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さらに面白い繋がりがある。三鷹のジブリ美術館へ向かう風の散歩道の途中に山本有三さんの私邸が記念館としてある。この関わり方が宮崎駿さんのジブリ映画の奥深い所だ。こんな事で映画の世界を感じる。
山本有三記念館を紹介
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風の散歩道
三鷹市・武蔵野市の市境を流れている玉川上水の南側の遊歩道が風の散歩道と呼ばれています。三鷹駅南口から三鷹の森ジブリ美術館や井の頭公園に向かう人などが多く自然あふれるエリアです。散歩道沿いには山本有三記念館や太宰治の玉鹿石があります。
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定説の不思議
小学校とは?
日本の小学校、個性のない教育、不登校問題がクローズアップされている。それだけだろうか、公立でばらつきも多いが、長所も多い。
私は2000年初頭、日本、米国(中部、北部)、英国、ドイツ、北欧、と学校視察をしていいるが、子ども達が自分で通える小学校は日本と北欧だけだ。
治安が悪すぎる国が多い、ほとんどの国が小学校4年生くらいまでは大人が送り迎えするか、スクールバスを使う。
教育内容でいいなぁと思ったのはフィンランドだった。後はPCなどITを使ってはいるが、それはボトムアップのためか、多言語に対応するために使っていた。
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このドキュメンタリーは、日本人を問い直す気持になる。日本人なることが悪いことなのか?
----The New York Times
6才児は世界のどこでも同じようだけれど、
12才になる頃には日本の子どもは
日本人になっている。
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The New York TimesがYouTubeで配信しているので、是非観て欲しい。
小学校の頃の先生を思いだして、懐かしくなり泣けてくる。2022年の春、まだコロナ禍の時期に学校を運営している日本、学校は勉学だけの場所ではない、そういう認識だ。
2025 3/3に発表される第97回アカデミー賞にて短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた山崎エマ監督による「Instruments of A Beating Heart(鼓動するハートの楽器)」
12月に公開された長編ドキュメンタリー「小学校~それは小さな社会~」から感動的なエピソードを抽出した短編です。
Instruments of a Beating Heart | An Oscar-Nominated Op-Doc
石油はなぜ枯渇しないのか?
石油無機起源説をアラブの人達は昔から信じていたという。しかし、2013年時、53年で枯渇するのが定説だった。そして2024年時点では、54年となっている。私が子どもの頃は40年とも言われていた。
こうなると、これは宅配の「配達中」と同じだ。
石油を求めて
人類の繁栄と衰退を政治的な側面ではなく、エネルギーの側面で見るという考え方がある。養老孟司さんはよくこの考え方で話される。
身近な例として、日露戦争後、日本の台頭を抑えるため、石油の輸出を制限した欧米列強、そこで日本は石油を求めて中国へ、そして失敗する。
そして欧米の報復により石油が輸入出来なくなり、あの戦争へ向かう。そこに政治的な思想を絡めないとそうなる。
石油の枯渇問題、AI使って処理すれば、既に結論はでているはずだ。
そうなると国が嘘をつけなくなる。
「石油を掘りまくれ!」と言っているトランプ米国大統領。ついに本当の事を言ったのだろう。
その証拠として、イーロン・マスク、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグなどが、トランプ側に付いた。これは風見鶏的な動きではないと思う。
(以上私見)
ネットの騒ぎ
テレビの問題も含めてネットで騒いでいる人達が要因で起こっている出来事。それが新しい波だという。しかし、サイレント・マジョリティ「静かな大衆」「物言わぬ多数派」を忘れている。賢い人達は口をつぐむ。
石油はなぜ枯渇しないのか? 石油無機起源説の検証
今年の冬は寒いが、平均気温でみれば日本は温暖化している。
しかし2400年前、縄文時代の地球の大気構成は今とは全く違う、東北も温暖だった時代。勝手な想像だけど、東京、大阪は水面下、フォッサマグナはまだ海だ。九州はジャングル。
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地球温暖化、国や国境の縛りがないなら、人類大移動の時代が訪れる。アメリカはジャングルと砂漠となりロシアが住みやすくなる。
問題が大きすぎる。とりあえず甘い物を作る。
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