練習を開始、病気からの復活 練習スキルの話
サムネイルの自転車はベルギーのリドレー。
カーボンフレームのシクロクロス車。タイヤ32mm。ブレーキはショートリーチのVブレーキ。ホイールは現在はマビックアクシウム。グランベルにも転用可能。2015年に手に入れた。
練習開始 ローラー台
まずはローラー台を始める。現在GTローラー台を使っている。立ち漕ぎも出来る矯正器具みたいなローラー台だ。3本ローラーより実走感がある優れもの。
心臓のリハビリなので、心拍数を徐々に上げていく。まずは80(平均)/分のリミットで始めた。ケインデンスも低くなり、パワー型のペダリングをする。
写真でもわかるように、サドルを少し上げて踏み込むペダリングをしている。
足首が落ちる事がない、昔は結構アンクリングするような高回転型のペダリングだった。ともかくケインデンスを押さえることで心拍数を落としている。
ローラー台の練習は基本毎日する。
退院後、延べ250日を越えたが、現在、心拍数を125(平均値)/分まで上げている。心拍数を上げるには、ローラ台だと相当なパワーが必要となってくる。または高ケインデンスが必要となる。
つまり徐々に苦しい練習となっている。だから時期尚早だが心拍数が楽に上がる実走をしてみた。約8ヶ月ぶりだ。
オフロードを走る
私は普段からロード(一般道路)はあまり走りない。
オフロードを走る。
理由は危険回避と練習に集中できるからだ。
ロードと違い歩行者、自動車、自転車がいない。単純な話である。
東京は人と自転車と車が多すぎる。
ロードを走っていると注意がそこに行くので本来のスキル練習があまり出来ない。さらに事故の可能性も大きい。
まずは砂利の普段使ってない公園の臨時駐車場をコースとして走ってみる。多少遊びの動きも入れて自転車操作を思い出している。
ちなみに、私は自転車以外にも色んなスポーツをやっている。
特にスケボー、スキーなんかは、自転車に通じる動きがある。
加重、抜重だ。これ面白いスキルだ。頭の位置、重心、なかなか説明が難しいけど、筋肉の圧力を抜く。
サーフスケートボードだとこんな感じだ。加重して膝から力抜くとボードは加速していく。平地で加速する。
2020年16年ぶりのスキー。久しぶりなのとスキー板の形状が全く違うので戸惑っている。
復活の試験運転
下の連続写真
肩から力を抜き、右手を下へ押す。
すると自転車が素早く右へ移動する。
直ぐ元へ返さないと転ぶ。
設置しているスマホを瞬時に避ける動作。
集団走行でこれをやると大事故になるが、事故を避ける技でもある。
これは古武術の甲野善紀さんが昔から言っている井桁の動き。全ての場所が一瞬に動く
下の連続写真、急ブレーキの動作、腰を後ろへ引き、ペダルは水平位置、身体が前に飛び出すのを防いでいる。
バイク時代から身体に染みついている無意識の動作。これが出来ないと大変な事故を起こす。
これはペダリングの位置が問題で、水平に路面にして、身体の重心位置で加重している。これで安定を生み出している。下りのブレーキでは後ろのペダルを下げる。大事な動き。
スタンディングも練習。
昔昔、陸上短距離界が末續さんの時代、甲野善紀さんの本やDVDで、身体の動きを学んでいた。
自分なりの思考
身体の重心は頭の位置が重要。
道具を使う場合の支点の位置が大切、滑る走る競技は、地面に対して力を入れる抜く、抜くのがね難しい。
日々此研究だね。