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雀のメモ帳  人生の嘘とお金の使い方

 さて今日も誤字脱字に出来るだけ注意し書いていこうと思う。
私は校正・校閲をしながら文章を書き直しすることが多い。さらに既に頭の中に文章があるので、きちんと文章を目で追っていない。これに関しては反省しかない。
 
アドラー心理学
 私の学生時代には習っていない「アドラー心理学」というものがある。
最近まで全く知らなかった。ホリエモンがYouTubeで話していたのを聞いて興味が湧いた。

岸見一郎さんが元祖
古本だったので書き込みがあった
書き込みがあった古本

 アドラー心理学の本を読み、ネットでも調べてもみた。
その中で「人生の嘘」という言葉がある。
「人生の嘘」なんだそれは??
 
 たとえばある男ある女に結婚を申し込む場合
「結婚しよう」と言う
「待って、結婚は二人だけの問題じゃない。親も賛成してないと駄目よ」は言う。
ここだ。
この女は「人生の嘘」をついている。
 
 は、もしその結婚が失敗したら、親の責任する気まんまんだ。
「あのとき、何故反対してくれなかったの!」と言う。
人生の選択を他人に責任転換している。これを「人生の嘘」・・そう言うそうだ。
しかし、世の中を見渡せば失敗を誰かのせいにする事、それは人の常套手段だ。
 
 私も大きな企業にいた時代は失敗した時の逃げを常に用意していた。
「*****課長の指示でした」「お客さんの突然の仕様変更でした」
おそらく、そんなサラリーマンは沢山いると思う。
これは大企業病でもある。

 このように自分が負うべき決断と責任を他人に負わせている人は多い。
後に起業した会社で働いた私、正社員が3人で、後は協力会社と仕事をしていた。
この時、全ての選択と決断が自分の責任になることを思い知った。
それは恐怖でもあったが、ようやく「人生の嘘」から決別した。
 
親ガチャ
 最近聞く「親ガチャ」という言葉。
親が駄目なせいで俺の人生が上手くいかない。そう語る人がいる。
「いやいや、そうではないだろう」
親の呪縛から脱出した人間は大勢いる。またそんな人達は成功を語らない。
 
本気って
 「今は本気だしてない」「いつか本気をだす」
「だったら今でしょう」By林先生。
この言葉で、決断を避けている。行動することを避けている。つまり責任回避している。

 人間は何度も究極の選択を突き付けられる。そして大体その判断に後悔する。どう転んだって後悔する。後出しジャンケンと同じだ。
だったら「人生の嘘」は振り払って行動した方がいい。
 
友達、家族の関係
 この歳(67歳)で思うこと、友達は大切だ。
爺さんの私だが、それでも友達はいる。これは奇蹟に近いと思う。
とは言え家族が一番大切なのは不変だ。
 
アドラー心理学で3つのライフタスクがある
1.仕事のタスク  これは永続しない人間関係。
私の会社の庶務の子が言った言葉がまさにそれだ。
「会社辞めて、他の会社へ転職すれば、1年も経てば昔の仕事も同僚の顔も忘れていますよ」
 
2.交友のタスク  永続するが、運命をともにしない人間関係。
意外と簡単に消滅する関係だが、ある日復活したりするので、連絡先くらいは覚えておこう。

1,2の関係で金の貸し借りが絡むと縁は簡単に切れる。金の切れ目が縁の切れ目。
 
3.愛(家族)のタスク   永続し、運命をともにする人間関係。
運命共同体、だからお金の問題などは*最悪殺し合いになる。

*殺人については,親族関係にある被害者が41.6%,知人・友人・職場関係者が31.9%を占め,いわゆる通り魔のような面識なしの事件は15.7%である。
 
 お金の問題はなめちゃいかん。
だから投資教育だと金儲けの教育をする。それ勘違いしている。まずは安易な金儲けではなく、お金の使い方を子供達に教えて欲しい。

 自分の子供達にお金の使い方を教える上で、いい本があった。
三千円の使いかた
 家族のお金に対する考えが、親、老人、独身、家族持ちで変わってくる事がよく分かる。
資本主義の中、人生はお金の使い方に左右される。
「人生の嘘」=「お金の嘘」とも言える。

ノウハウ本ではなく家族小説だ


 


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