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言葉の意味を正しくとらえた時、プラスの感情が生まれた。今回は「諦観」

上司が開催するアカデミアの中で話されていた言葉、第1弾は「アウフヘーベン」をご紹介しましたが、第2弾として、今回はタイトルの通り「諦観」。これまた馴染みがない言葉である。検索してみると、こんな感じ。

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そうそう。使わないからなのか、なんとなくネガティブなイメージにとらえていた感は確かにある。

今回のアカデミアの冒頭に、上司のライフラインチャートが紹介された。その中で、気づきの話があり、「諦観」という言葉がでてきた。

彼の中での解釈はこう。

実態や状況を見極めて受け入れる

そのうえで、

「自分の人生をどれだけ思い通りに生きてきたか?」

という話になっていった。

・登ろうとすると足を踏み外す
・転げ落ちたところに光を見つける

決して良い悪いの判断ではなく、自分は人生を思い通りに生きてきた。とはとても思えず、コントロールすらできていない。と、彼は話した。

非常に考え深い。

子どもの頃、母親との関係にものすごく悩んだ。一時期は、死にたい。とすら思っていたこともあった。(今は解消されたが、どうして解消されたのか、次回以降ここに記載してみようと思うので抜粋)働くようになって、自分で収入を得て、2社目からは自分の「やりたいこと」を軸に転職をし、それなりに大変なこともあったけど、大人になってからの人生は、自分のやりたいようにやってきたと思っていた。

ただ、突然その時はきた。

会社全体のリスクを管理する部署をたちがげよ。との会社からのお達し。
まさか自分が異動などと、考えたこともなかったし、仕事人間だったわたしは、自分のやりたいことができなくなる。そんなことを想像すらしたことなかったので、戸惑いは半端なく、自分のモチベーションをばっさりそぎ取られた気分になり、やさぐれた時期もあった。(笑)

今はそこからは離れたが、こんなことを言っておいて、その仕事から離れるとき、最後の最後は、ものすごく楽しくて離れがたかったことを覚えている。そして、確実に言えることは、自分が「好きでやりたいことをやっていた。」時より、突然やったこともないこと、そして自分でやりたくもないことをやったことは、わたしの人生の中で私自身を飛躍的に成長させた期間であったことは間違えない。

一方で、「やりたいことが突然できなくなる。」ということが、なんでも自分の意志で動ける大人になってもあるのだ。という衝撃的事実のショックは大きく、今だからこそ、また異動前の「好きで、やりたかったこと。」をやりはじめればいいじゃないか。という話なんだが、なんとなく、そこにまた戻りたいとは思わなくなった。それはそれで、なんとも言葉に言い表せない感覚であり、目の前の目標を見失ってしまったのも正直なところだ。

人生には、それぞれ流れがあって、それを受け入れて目の前のことを全力で全うすることが求められているのではないか。

何がやりたい。何がやりたくない。とかではなく・・・今では、なぜだか、こんな考え方になった。流れに逆らおうが逆らわなかろうが、流れはやってくる。避けることもできず、流れに飲み込まれることもあれば、波に乗れることもある。ような気がしてる。でも決して、この考え方を納得して、すっきり思っているわけではなく、なんとなくモヤモヤしながら、そんな風に思っているのも事実だ。

そして、何年もかけてこんな流れになった結果、一つ、不思議なことがある。

それは、

「好きで、やりたいこと。」は、できていないかもしれないけど。やりたい役割にはつけた。

なぜか?

残念ながら答えはでていない。(笑)

明確な答えではないのだけど、何かを手放したのだと思う。自分の中で。それが何か?は、名言できないのだが、おそらく手放したのは、執着的なモノな気はしている。

そして、手放して空いた部分に流れ込んできたのが、本来の自分の役割だったのではないか。もしくは、この役割のための流れだったのではないか。と、今現在は、このぐらいしか実態をかみ砕けていないが。

話が拡張しすぎてしまったのかもだが、何が言いたいかと言うと。

「自分の人生をどれだけ思い通りに生きてきたか?」

もしかして、思い通りに生きていない!と感じた時。ネガティブになる必要はないのかもしれない。とも思うのです。

・登ろうとすると足を踏み外す
・転げ落ちたところに光を見つける

決して良い悪いの判断ではなく、自分は人生を思い通りに生きてきた。とはとても思えず、コントロールすらできていない。

と、彼が言うように、たとえそうだったとしても、不安になる必要も、ダメだ。と思う必要もなくて、そういうことよりも「諦観」することで、何かが逆に近寄ってくることもあるような?
自分の人生と何かリンクするような話でもあったから、ふと照らし合わせてテキストに残してみた。

さて、次回のアカデミアまでに、自分のライフラインチャートを作らなくてはいけない。過去にたようなモノでモチベーションマップは作ったのだが。改めて、振り返る自分の人生は、40代でどう見えるのか。

どきどき。
おやすみー。

次回は、久々に参加した「マーケティング勉強会」について話したいと思う。

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※stayhome楽しみ方、お花に癒されながらのお仕事


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