清澄庭園(463文字)
都内で綺麗な景色を楽しみたいと思ったら、庭園を訪れるのも良い。
先日、初めて清澄庭園に行った。晴天も手伝って、広くて手入れの行き届いた庭は休日をゆっくりと過ごすには最高のところだった。
清澄庭園は元々は江戸時代の藩主の屋敷で、回遊式林泉庭園という大名庭園に用いられた造園手法だそうだ。明治に入り、三菱財閥の岩崎弥太郎が買い取って整備したらしい。
庭園内をゆっくりと歩きながら弥太郎や岩崎家のことを想像してみた。その苦労は想像を絶するものだろう。そしてそれ以上に彼の努力と行動力は計り知れないものなんだと思う。