読書記録① 〜星の王子さま〜

一冊目の読書記録
 -いちばんたいせつなことは、目に見えない。-
誰もが聞いたことのあるお話「星の王子さま」。
大人になった今だからこそ読みたい大人のためのファンタジー作品です。

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・簡単なあらすじ

砂漠に不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった・・・・・・・・。

・王子さまとの出会い
 元々、絵描きになりたかったパイロットの僕が出会ったのは小さな王子さまの姿をした男の子。小さな王子さまは一人小さな星で暮らしてきたが、星に一輪だけ咲いている美しい薔薇と仲違いをして自分の星を出る。その後、6つの星を経て、地球にたどり着く。

・王子さまが冒険した6つの星
 
王子さまはそれぞれの星で王様、大物気取り、酒びたり、実業家、   
点灯人、地理学者と出会う。彼らは偏った欲、思考を持つ人ばかりだった。

・七番目の星・地球
 
そしてたどり着いた七番目の星・地球はこれまで見てきた6つの星にいた人がたくさんいる不思議な星。
 王子さまは砂漠でヘビと出会い、薔薇園で大量に咲いた薔薇を見ることになる。王子さまは大量の薔薇を見て驚き落胆してしまう。自分の星の薔薇は唯一無二なのではなく、この世界に普通に存在するものだと。
 そんな時きつねが現れ、王子さまはその会話の中で重要なことを学びます。時間をかけて結んだ絆が自分にとってほんとうに大切なものになる。再び美しい薔薇たちを見た王子さまには、それらが思い入れのない空っぽだと気付きます。「ほんとうに大切なことは、目には見えない。」お互いを思った時間、かけた愛情ことがほんとうに大切なものだということを。

・王子さまとの別れ
冒険を経て大きく成長した王子さまは自分の星に帰ることになります。

・感想

 本文中で何度も語られるキーワード「たいせつなものは目に見えない」の通り、目に見えるものではなく、その本質を見ることが大切だと教えてくれる作品。と同時に、その本質は見ている人によっても違ってくるものだと言うことが本当に伝わります。
 自分が時間をかけて愛したものがある世界はきっと輝いて見える。本も同じで、本屋さんや図書館にたくさん並んでる中で、自分が読んで感じることで特別な一冊になり、本に命が吹き込まれるんだと思っています。

こんな時代だからこそ、大切にしたいと改めて感じることができました。


・おまけ

『星の王子さまミュージアム』
 以前、箱根にある星の王子さまミュージアムに行ったことがあります。
綺麗な建物が並び星の王子さまの世界観を存分に味わうことができ、作者「サン=テグジュペリ」についても知ることができる場所です。
この御時世なので、興味があればWEBで調べるだけでもしていただけると幸いです。

ここまで読んでいただいた方がいらっしゃったら嬉しい限りです。
初めての読書記録(?)は非常に書くのが難しいです...
これからも続けてもっと上手に表現できるよう頑張りたいと思いました。

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