自国肯定感上げたいよね、日本
バブルが弾けた頃に産まれ、失われた30年と一緒に歳を重ねた。
それでも日本は良い国だと思って生きてきた。
治安はいいし、大きな企業はたくさんあるし、ご飯は美味しいし、おもてなしの心や文化は世界に誇れる素晴らしいものだ。
日本に生まれてよかった。
小学生の頃、そんなことを思った記憶がある。
世界には恵まれない子たちがたくさんいる。
私は日本人で良かった、と。
最近の日本は元気がない。
政治家はちんぷんかんぷんなこと言ってるし、物価高やら増税やらで生活が苦しくなるし、貧富の格差が広がる。少子化問題は一向に解決しそうにない。
経済面だけじゃない。
私は「日本は遅れている」という表現が大嫌いだ。
例えば、日本は同性婚が認められてない。
海外だと認められてる。
それを「日本は遅れている」と表現する。
環境問題への取り組みだってそう。
女性の社会進出だってそう。
遅れている?
この表現は本当に適切なのだろうか。
もちろん同性婚は認められて欲しいし、女性の社会進出も促進してほしい。
ただ「向こうは進んでて、こっちは遅れている」という表現が「日本は劣っている」って言っているようで、すごく寂しい。「遅れている」ではなく、もっといい表現がないだろうか。
そもそも、私達はいつの間にか欧米中心主義が頭に刷り込まれている。江戸時代に黒船が来て、近代技術にびっくりしたあの時から変わらず、ずっと欧米のようにならなくちゃと、追いかけているのではないだろうか。
どこかの国を追いかけるのではなく、もっと日本らしさって出せないのかな。
◇◇◇
日本がまた活気を取り戻すためには、まず自国肯定感を上げるところからじゃないかな。
最近はむしろ海外の人のほうが、日本の良さを知ってる気がする。おもてなしの心とか、いろんな文化とか、歴史的な建造物とか。
日本にはいいところがたくさんある。
日本の企業だって、日本人だって頑張ってる。
日本は大谷翔平だけじゃないよ!笑
海外の文化や考え方を取り入れるのも良いけど、日本のいいところにも目を向けていきたい。こういう時代だからこそ、私も改めて考えてみよう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。