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たった1年だけのマイホーム


先日、マイホームを手放し新生活への一歩を踏み出した。

下記の記事書いているのだが、夫の転職を機に福岡から関東へ引っ越すことになったためだ。


詳しくはこちら。





2022年、結婚2年目の夏。
同棲時代から住んでいた1LDKの賃貸マンションが手狭だったので、そろそろ引っ越したいねと話していた。

次も賃貸でもいいけど、ちょっと分譲マンションも見学してみようか?となり、見学したが最後。見たら購入モードになってしまい、あれよあれよという間にマンションを買うことに。笑


2022年の秋に購入。
完成まで1年あったので楽しみに待ち続けた。

完成前のマンション


マンションなので、できることは限られたが、可能な範囲で壁紙を選んだりオプションを付けたりして、自分達だけの家作りを楽しんだ。

オプションを盛り込んだ間取り
壁紙選び



そしてついに完成!
ワクワクした内覧会!

初めてマンションに入った日
この眺めが最高だった


2023年秋、引っ越し。新生活スタート。
少しずつ手を加え、家電を揃え、より快適な空間へ。

ベランダから見る室内も好き
ベランダにタイルを敷いた
エアコン付けた
ドラム式洗濯機がきた
タッチレス水栓にした
窓にはフィルムを貼って
カーテンなし生活に


気分に合わせて模様替えを。

シンプルバージョン
リビングに手帳コーナーを作った時もあった



いろんな人がマンション購入記念に遊びに来てくれた。

妹夫婦と手巻き寿司パーティー


広いベランダは季節の良い日は最高だった。



こだわった壁紙。

クローゼットの中は
大好きなSNOOPYに。
トイレは花柄にした
可愛い



2024年、秋。
引っ越し当日。荷物が運び出された。
ほぼ1年前とわからない姿。
傷や汚れもほとんどない、真っさらな部屋。



たった1年しか住めなかったマイホーム。
まだいろいろ手を加えたい場所があった。

人生でこんなに広くて綺麗な家には、もう住めないんだろうなぁ。


大好きな場所だった。

引っ越し当日は名残惜しくなるのが嫌で、足早に家を出た。もう2度と帰って来ることはないのだろうけど、またすぐ帰ってくるような気がしてならなかった。

当日は大丈夫だったけど、翌日新居で大泣きした。「あの家に帰りたい、大好きだった」と、食事が喉を通らないくらい泣いたのだった。(結局全部食べたけど。笑)

不妊治療でもあんなに泣いたことはない。
暮らしが趣味の私にとって、大好きな家を手放した喪失感はとてもとても大きかった。



それでも、新生活へ向けて進む。

夫が仕事の愚痴を頻繁に言い出した半年前。「じゃあ転職したら?」の私の後押しもあって、転職を開始。

夫の行動力は凄かった。あれよあれよという間に事が進み、かなり好条件の会社への転職が決まった。


マンションのこともあるし、不妊治療もあるしということで当初は県内で仕事を探したけれど、やはり東京の方が選択肢が多く、夫のキャリアアップのため新天地へ行くことに決めた。

私達の性格上、一生この家に住むことはないだろうなと思っていたけれど、まさかこんなに早く手放すことになるとは。

人生何があるかわからないね。

でも夫がニコニコ働いてくれるなら、やりがいを持って働けそうな場所があるなら、それが1番いい。

そして、福岡でしか暮らしたことない私を知らない土地へ連れ出してくれる夫。これも何かの縁と思い、寂しいけど新生活へ進もう。



マンション買うの早まったかなぁと思うこともあったけど、あの家で過ごす日々は幸せだった。基本アウトドアな私が、一日中居ても苦にならないくらい居心地が良くて、大好きな家だった。

本当は不妊治療で子供を授かり、ファミリーで住むことを想定していた。

思い通りにならないのが人生。

当分、寂しい気持ちを引きずりながら暮らすことになりそうです。ま、そのうちこの気持ちも忘れるだろうから、今は浸っておきます。



今後は賃貸として貸し出す我が家。
良い借り手が見つかればいいなと思うし、我が家の資産を支えてくれると信じている。

もう住めないけど、これからも人生を共にする大切な物件です。

今までありがとう。
これからもよろしくね。

自己満足な記事にお付き合い頂き、ありがとうございました。

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