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〈実話前世👘13〉会津婦女隊の、弟の霊が現れました
📷トップ画像は会津石上にある、中野竹子殉節碑です。
会津若松観光公式サイトさまからお借りいたしました🙇♀️。
では今日も、父トシオの前世探し、
行ってみたいと思います。
⛩️4度目の会津旅(前世探し)
会津には、これまでも2回家族旅行で来たことが
ありました。
しかし、この2年間は観光というより「父トシオの前世探し」です。
家族観光旅行というより、家族de調査旅行です。
日程は2泊3日です。
1日目(朝東京駅発→昼に会津着)、午後は飯盛山
2日目 会津の柳橋(涙橋)からスタートして、白虎隊寄合一番隊の戦った場所を、
その順序通りに行く、最後は青木村
3日目 会津若松市立会津図書館で資料コピー
なかなかやること詰まったスケジュールでした。
初日は、いつもの飯盛山に行き、
白虎隊士たちのお墓参りをしながら、また墓碑銘を読んだりして、
新しい発見はないかと探しました(発見は特になしでした)。
⛩️会津調査旅行、2日目
今日は白虎隊寄合一番隊の戦った場所を巡るため、車で新潟県の新発田市までいく日です。
しかも、日帰りでまた会津に戻って来ないといけません。
ホテルの朝食を8時までに済ませ、
私達は8:15にはレンタカーに乗り込みました。
運転席には父トシオ、助手席に私、
後部座席にマミコ、マミコの隣は空席、
というかバッグ置き場(笑)。
柳橋(涙橋)(出陣する嘉龍二を、母龍子が見送った場所)を通過し、会津坂下に入る前に、
中野竹子の殉節碑を見に行こうということになりました。
トップページの画像がそれです。
⛩️婦女隊きっての美女、中野竹子
強くて美人で頭も良い、会津藩の中野竹子は、
会津戦争の際は、母や、妹優子らとともに、
柳橋(涙橋)付近で戦い、敵の銃弾に倒れました。
NHK大河ドラマ『八重の桜』では、中野竹子を黒木メイサさんが演じています。
享年20歳。クールビューティーな、薙刀の使い手でした。
私達はレンタカーのカーナビ画面を見ながら進んでいました。
車は、慣れない会津の細い道を何度か曲がりながら、
中野竹子殉節碑のエリアにゆっくり接近していました。
そのときです。
マミコが後部座席から変なことを言い始めました。
マミコ「あ、男の子の声がする。何か言ってるわよ」
私「え? 男の子なんてこの道にはいないよ」
男の子の霊「うちの姉者は強かったんじゃ!」
マミコ「うちのあねじゃは強かったんじゃ!って、自慢気に言ってるわよ。
誰かしらね?大人じゃなくて、まだ若い男の子よ。」
⛩️中野竹子の。。。弟?
中野竹子と優子の美少女姉妹のことは、
今まで白虎隊がドラマ化される度に彼女達も登場していたので、知っていました。
しかし、2010年当時の私は、この美人姉妹に
弟がいるかどうかを調べるにはいたっていませんでした。
2024年の今になり、検索してみたところ、
中野竹子の三歳年下の弟に中野豊記という人物が
いたということがわかりました。
ちなみに、中野竹子の妹中野優子は、豊記より年下にあたりますので、
豊記からみて「姉」にはなりません。
マミコに教えてくれた人は、
強い姉を誇らしく思う、幼い時代の豊記少年の霊だったと思います。
⛩️車に乗っていたのっぺらぼうの人
私達は、中野竹子の殉節碑をみたあと、
停めてあったレンタカーのところに急ぎました。
父トシオが運転席へ、私が助手席に乗り、
最後にマミコが後ろの席に。。。
マミコ「(席に誰か座ってる。。。😳)」
そこには、
目口鼻がない、のっぺらぼうの人間が
座っていました。
マミコの席の隣のバッグ置き場あたりの席にです。
カツラをかぶっていない、目鼻口が描かれていていないマネキン に似ていたと、
後にマミコは言っていました。
マミコ「(今、こののっぺらぼうの存在を二人に伝えると、あんこちゃんは怖がって、絶対車から降りてしまうだろう。
今はとりあえず、隣に座るしかないわ)」
マミコは意を決して、
のっぺらぼうマネキンみたいなお化けのいる、横の席に座りました。
生涯忘れることのできない、
幽霊達との日帰りドライブが始まったのです。
続く!
椿あんこでした。
今日もお読みいただきありがとうございました。
スキ!もいつもありがとうございます。