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電子ノートを買ってみました 使い方を思索する(1)

少し前に「デジタル・デトックス」に関する著作を読み、書評をnote記事としてあげました。

この中で一つ、ヒントになることがありました。
今まで、着想からちょっとした構想を練るところは、ポメラのアウトライナー機能を使っていたのですが、もう少し自由に、そして機動的に発想したいな、と思うところがありました。
以前にもお話をしたかもしれませんが、小理屈野郎は通勤の車の中で、結構いろいろなことを思いついたりするのです。そういうときに、起動は速いとはいえポメラを開けて、というのは少し違うな、と感じていました。小さなメモはワイシャツのポケットに入れているのですが、結局うまく使えない。そして、かなり小さいのでここのところちょっと使いあぐねている感じでした(10年ぐらいはポケットに入れていますが)。そんな中、簡単にデジタルでメモをとれる、電子ノート、それもA6サイズぐらいのものがある、ということを上記著書でし知りました。

電子ノートを使ってみようと考えた

著者は元々ポメラ使いで、著者が書いたポメラDM200に関する著書もポメラ購入直前に「予習」として読んでいたのでした。
おそらく、著者とは、アウトプットの仕方が非常に似ている、と感じたので、電子ノートでの発想法もうまくいくのではないか、と思い今回購入となりました。

どのメーカーのどの機種にするか

著者は、その著書において「電子ノート(シャープ)」とメーカーまで明示している状態でした。著作はそれなりに古く2010年代前半です。
現在は以前より電子ノートの選択肢の幅が出てきているようですがそれは大判(A4サイズ程度)のもので、小さなものはそれほどの変化がないようです。そして、E-ink仕様のものがシャープからは出ておりそれが最新機種のようで、発売が2018年後半と言うことですが本体で使うことのできるコンテンツのリリースを見ているとまだちゃんとサポートをしているように見受けましたので、そちらを購入することにしました。

機種はシャープ電子ノートWG-PN1というものです。

値段は1万円台後半でした。
アマゾンで注文したのですが、数日で配送されてきました。

注文した電子ノートが到着した

到着したその日に開梱してみました。

外箱です。

内容物です。
非常にシンプルです

本体使用時の感じです

カバーも最初から装備されています。入力用のスタイラス(ペン)も付属しています。
「全部入れ」のスタイルですね。今時なかなか珍しいと思います。
カバーも使いやすそうですし、ペンは細身ですが、それなりに高級感のあるものです。

初期設定を行った

まずは充電を行い、満充電となったところで日付の設定など基本的な設定を行いました。ここでタッチパネルの調整がありますが、これが結構大変です。画面の一つの隅を10回以上タップしなければならない場合もあり(その法則性はあまり分かりませんでした)、これをクリアするのに結構時間がかかりました。それ以降はそれほど難しいものはなく、30分ほどで基本設定は終わりました。
次に内部にユーザーが追加できるコンテンツを入れてみました。
元々ノートの形式(縦及び横罫線、横罫線縦線入れ、ドット罫、方眼、ドット方眼、無地など)が入っています。
そのほかにも会議ノート、進捗メモ、問題対応策シート、住所録、ID&パスワード(電子ノートにパスワードをかけられるのですがこれは少し不用心かも)、贈答品リスト(結構昭和な感じですね)、5年日記、体重記録、血圧、心拍数記録、などなどをあとから入れて見ました。ユーザーが登録できるのは9つまでのようです。
入れらなかったら、ユーザーが追加したノート形式は削除できますので、そのうち取捨選択をするのではないかと考えます。
メモをとるときに利用するスタンプ(大小2種類あります)も追加できるようですので、そちらも追加しておきました。
スケジュールは、携帯のソフト(ジョルテ)を利用しているので、そちらをそのまま使っていこうと思っています。

これについては、リマインドのアラームをユーザが回数も含め設定することができるので非常に便利なのです。
シャープとしてはスケジュール機能を結構推しているようですが、個人的に惹かれたのはノートブック機能(メモ機能)と、To Doメモ機能でしたので、そちらをメインに使っていきたいと思います。

ファーストインプレッション

この電子ノートを使い出してのファーストインプレッションですが、一番に感じたのはやはり、というべきでしょうが「没入感」です。

没入感がある

この電子ノートはネットにはつながらなく、イーインク仕様で、バックライトがついていないものです。これらが考える下地を作ってくれるような気がしています。
要するに、書いているメモに対してしか向き合うことができません

操作体系は少し特殊か?

操作体系は少し特殊な感じがします。おそらくシャープは電子手帳で一世を風靡していたことがあるので、その操作体系を発展させているのではないか、と考えています。特に難しいことはないですが、普段とちょっと違うテイストの感じです。こちらについては普通に慣れることは十分可能で個人的には問題なく慣れてきていますが、なんとなくいやだな、と思う人はいるかもしれません。

慣れるには修練が必要?

以上のような機種ですので、そして肝心のノートの書き心地も紙に書くものとは違いますので、最初はちょっとした違和感を感じる人が多いのではないかなと思います。そのあたりについては次回のnote記事にまとめてみようと思います。

使い方

このような電子ノートですが、個人的には以下のような利用方法を想定しています。

ネタ帳

メモ1枚(1画面)に対してネタ1個、という感じで、ネタ(キーワード)を最上段に書いておいて、それを膨らませるのに使おうと思います。
直接ポメラでアウトライナーで考えるよりなんとなくネタが出そうな気がしています。(実際今回の記事も先にメモでまとめてからアウトライナーで構成を起こしつつ書いています)

To Doリスト

メモしておかなければ忘れそうなやらなければならないことを各リストを作って活用していきたいと考えています。

備忘録

例えば、ネットの(IDやパスワード以外の)設定項目の内容などについてはうろ覚えになりやすいです。そういうものを(もちろんセキュリティに配慮しながら)入れておこうと思っています。すぐに引き出せるので便利です。

メモ帳

ワイシャツのポケットに普段入れているブロックロディアのように、メモ帳としても使ってみようと思います。
普段から電子書籍専用端末などを持ち歩いているので、それと一緒に持ち歩く、ということです。
小理屈野郎が常用しているブロックロディアより大きいので、もう少しいろいろと記録できて、良いかな、と考えています。
ここから派生する使い方ですが、例えばnote記事をアップするときにハッシュタグを設定するのですが、それを書き出すのはいつも小さなメモを使っていました。ちょっとメモするだけで捨ててしまいます。これはもったいないと思いますので、こういう利用法でも使ってみようと思います。ある意味、この使い方が一番電子ノートっぽい使い方でもあると考えています。


電子ノート、小理屈野郎の手元にやってきました。
どのように使っていくか、暗中模索、という感もなきにしもあらずですが、没入感のあるデバイスですので何か良い使い方ができるのではないか、と予感しています。

次回はもう少し使い込んで感じたことをアップしてみたいと思います。

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小理屈野郎
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