ついに復活…喜び半分
……もう諦めていたのですが……なんと、Kalafinaが復活するようです。近頃は多少のことでは驚かなくなってしまっていましたが、今回ばかりは個人的に久々の大ニュース。ここまでの経過からすると信じられない話です。
解散して5年以上が経過しましたが、未だに好んで頻繁に聴いている3人組女性のボーカルユニットです。
アニメソングを中心に歌われていましたが、アニメは全く観たことはなく、メロディーの良さ、歌詞の良さ、ハーモニーの心地良さから引き込まれていきました。
こんな嬉しいことはない。過去動画を何度も観たり聴いたりして、それでもこれまで飽きることはありませんでしたが、ついにまた新しい映像、音楽を聴くことができそうです🍀
3人共に報告されています。
Wakanaさん
KEIKO さん
Hikaruさん
解散した理由は、3人の不仲でもなく、音楽性の違いでもなく…大人の事情でした。
知名度も上がり、これから音楽界を爆走していくだろう…そんなタイミングでの解散でした…。
天才プロデューサーの梶浦由記さんと所属事務所の対立が原因と言われています。梶浦さんは事務所を退社し、それを追うようにKEIKOさんとHikaruさんも退社…。Wakanaさんは事務所に残り、それぞれがソロ活動をすることとなりました。悲劇的に引き裂かれた3人…という感じです。
その後も、KEIKOさんは梶浦さんとは懇意にされており楽曲の提供を受けたり梶浦さんのFictionJunctionというユニットに参加しておられました。
Hikaruさんも、FictionJunctionのライブにゲスト出演されたり…。
KEIKOさんとHikaruさんはSNSなどでも、よく一緒にいる姿を見せたりしてました。
しかし、事務所に残ったWakanaさんは交わることはありませんでした。(表面上だけの話かも知れませんが)立場上、無理だったのでしょう…。
そんな3人が遂に再び同じステージに立つことができる日が来るようです。解散後も着実にファンは増えていそう…約6年の時を経てです。こんな喜ばしいことはない…。
……と、思ったのですが……。
どうやら手放しでは喜べない状況のようです。
何ということ……。生みの親である梶浦さんとは無関係に復活するようです。これが本当に復活と言えるのでしょうか…?
梶浦さんのエックスの投稿です。なんというか悲しさしか感じられません。丁寧な文章にはなっていますが、悔しさが滲み出ている、落胆ぶりが強く感じられる投稿です。「Kalafinaさん」と、さん付けにしているあたり、ひどく他人行儀で、かつ、自分の元から離れて一人歩きしていってしまった焦燥感がひしひしと伝わってきます。怒りというわけではなく落胆を感じます。
Kalafinaが事務所のユニットだったため、対立したプロデューサーの梶浦さんを外すことで復活は可能…。そのようなことのようです。
プロデューサーから離れても楽曲は使用できるのか?そのあたりは詳しくありませんが、今後、新しい楽曲は提供されることは無く…。それでも、過去の曲であっても、再び3人でハーモニーを奏でるのを聴けるというのは、大変な衝撃です。
解散から5年以上経過しても、何の進展もありませんでしたから、別の形で復活するのも止むなし…といったところでしょうか…?年齢的にも復活するならそろそろ…といったところ。まさに苦肉の策です。知名度も実力も3人で歌いたいという意思もありながら、5年以上も個々に活動をしていた3人。なんとも悲しい話です。
今回の復活を大きく後押ししたのはファンの声はもちろんのことですが、武部聡志さんという音楽監督のようです。私は存じ上げませんが、有名な方だと思われます。相当な力が無いと、このようなことはできないでしょう。
今回の件には、梶浦さんがノータッチということで批判的な意見も多いようですが、個人的には英断だと思いたいです。まず一歩を踏み出さないと何も変わりませんし、何もできずに終わるくらいなら、形は違えど、復活させることは意義のあることだと思います。
30代前半〜中盤を半ば強制的にソロ活動に追いやられ、40代が迫ってきている3人ですが、雰囲気や作風から考えると、まだまだこれから進化すると期待もできます。
まずは、来年1月にどのような姿を見せてくれるのか…。そして、いつの日か、厚い障壁を打破して、梶浦さんが提供した新曲を披露してくれる日が来ることを願っています🍀
ー光の旋律ー