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ママ×社会福祉士|この仕事を続ける意味 vol.18

富山県内を中心に「ジブンらしく生きる」ことを大切にしている女性にお話を聞き、それを記事にして多くの方に見ていただくことで、「ジブンらしく生きるヒント」を多くの女性へ発信したり、誰かの「やりたい」気持ちを後押しできたら…という願いから、『この仕事を続ける意味』という記事をシリーズ化。

第18回目は、富山県内で社会福祉士として働くかなさん(仮称)にお話を伺いました。

【プロフィール】
かなさん(仮称、写真もイメージです)
職業:保育士、介護福祉士
家族構成:夫、子ども2人(高3、高1)


◯何故その職業に就こうと思ったのですか

短大卒業後、保育士として障害者支援施設に勤務しました。その施設は年齢も障害の種類・程度も様々な人たちが利用しています。利用者の方の支援をしていく中で「もっと力になりたい」「できることの幅を広げたい」と思い、働きながら介護福祉士の資格を取得しました。

また、自分の祖母が認知症になったのをきっかけにケアマネージャーの知識も学び、仕事だけでなく介護している両親の相談にのることもあります。


◯子育てとその仕事の両立で「大変だ」と感じる事と、その乗り越え方について教えてください

ずいぶん前のことになりますが、産休明けすぐ、1ヶ月に3〜4回の当直勤務があったことです。(今は、家庭の事情などで当直勤務を免除してもらえるようになり、ずっと働きやすくなっています。)

下の子の産休明けの頃は、休憩時間に搾乳してました。また、当直明けには子どもが体調を崩すことがよくあり、ひと息つく暇もなく小児科へ走っていったものです。
あの頃はそれぞれの両親を含めた家族の協力無くしては乗り越えられませんでしたね。平日の保育園の送迎は夫の両親にお願いして、当直の夜は夫が家事や子供たちのお世話をしてくれました。週末の夜は、県内の実家に子供たちをお泊まりさせることも度々ありました。子どもたちが寂しい思いをしないように精一杯努めました。
大変な時期を一緒に乗り越えてきたからこそ、家族の絆が深まった気がします。おかげで、大きくなった今でも娘たちは父親とも仲良しで、じぃじ・ばぁばのことも大好きです。


◯もう辞めたいと思ったことはありますか。その理由やエピソードをお聞かせください

それはありますね。長年勤めてきて、現在は様々な責務を果たす立場となりました。後輩の指導・育成をはじめ、責任が重くなってきたのを感じて悩むこともあります。
そんな時、仕事とは関係のないサークル仲間と一緒に体を動かして気分転換したり、また、違う職業の仲間とのおしゃべりからいろいろヒントを得たりしています。子供たちが大きくなった今、自分の時間が確保しやすくなり、趣味や交流の幅が広がりました。


◯今もその仕事を続けている理由やこれからの夢について教えてください

今の仕事が好きだからです。職場の仲間、利用者の方やご家族との関係も良好だからこそ、今まで続けてくることができました。また、プライベートと仕事のバランスが保つことも大事だと思います。
今は大きな夢があるわけではないですが、同僚、後輩達が働きやすい環境づくりを進めていきたいです。来春からは子供への仕送りが始まるので、これからも末長く働き続けていきたい!というのが切実な願いです(笑)


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