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インターン優遇 -鉄道編-

こんにちは、コレオです。
今回は鉄道会社のインターン優遇についてです。

私はなんだかんだメーカー就職ですが、業界としては鉄道を中心に就職活動を進めてきました。
インターンの参加実績はこんな感じです。

・参加
JR東海:運輸系統4days、車両・機械系統2days×2
JR西日本:1day×4
東京メトロ:5days
阪急阪神HD;1day

・合格のみ
小田急5days
東急2days
東武5days
西武5days
JR東日本2weeks
東京メトロ1day
近鉄2days

参加していないインターンでも鉄道業界を受けていた友人複数人から優遇について情報交換してきたので、確度の高い情報をお届けできるかと思います。
今回は以下の企業に焦点を当てます。

JR:東海、東日本、西日本
私鉄:東京メトロ、阪急阪神HD、小田急、東武、西武

なお、優遇の情報がメインになりますので企業研究や選考内容はご自身でご確認ください。
ワンキャリアなどに情報はたくさんあります。

まずインターンの参加難易度と優遇の度合いをマップにまとめてみたので、イメージをつけていただけるとこの後の説明もわかりやすいかと思います。
なお、主観に基づいている部分もありますが悪しからず。


優遇と難易度



JR

1.JR東海


・難易度
鉄道最難関です。受ける学生のレベルも非常に高いです。
最低でも早慶以上、旧帝大の学生が大半です。
ですが、面接自体は意外とオーソドックスで十分対応可能です。
系統によって選考方法が異なるため、面接がない場合もあります。
JR東海の選考について書いたnoteもあるので、選考突破のためにぜひ参考にしてください。
リクルーター面談を全て突破した私の回答や戦略、リクルーター面談で大半を占める逆質問を載せています。
私の実例で「こうしたら受かった」という事実を載せているので、JR東海に内定したい方は是非!

・優遇
運輸系統:ES→面接→インターン→食事会(複数回)・リクルーター面談→本社面接
車両・機械系統:ES→インターン→リクルーター面談→インターン→リクルーター面談→本社面接
と選考が進みます。
私が参加したのがこの2系統なのでほかの系統はわかりませんが、おおむね同じだと考えられます。
太字の部分が非常に重要で、JR東海はインターンに参加しないとリクルーター面談が組まれない可能性があります。
インターンに参加していなくても、本選考でESを出せば後日電話がかかってきてリクルーター面談に参加できる場合もあります。
しかし、少なくともインターンに参加した人から先にリクルーター面談や食事会に呼ばれます。
優遇があるというよりかは、インターンに参加しないと内定が厳しいので参加必須といえます。

・優遇のあるインターン
基本的には複数日程のインターンです。
例えば事務系統であれば2daysや3days、運輸系統であれば4daysになります。
1dayも開催されますが、優遇はありません。業務理解程度だと思ってください。

2.JR東日本


・難易度
普通です。受け入れ人数が非常に多く、200~300人程度参加できます。
また期間が5日以上と非常に長いため、辞退する学生も多いです。
そのため、選考の難易度はそこまで高くないといえます。
注意する点はESで研究内容A4で2ページ以内(学部生は授業で学んでいることなどの作文)を提出する必要があるのと、ほかの鉄道会社に比べて志望動機の深堀り回数が多いです。

・優遇
JR東日本はインターンに参加しても優遇はほとんどありません
選考フローがカットされることはなく、本選考の出来が悪ければ普通に落ちます。
逆に言えば、インターンに参加していなくても内定をとれる可能性が高いです。

・業務理解
JR東日本のインターンは期間を選ぶことができます。最低でも2週間です。
長いと思うかもしれませんが、夏の時点で鉄道業界が第一志望の人にとっては業務理解を進める絶好のチャンスです。
知人の話を聞いても、鉄道技術者の仕事をこれほどまで体感できたインターンはほかになかったそうです。
現場見学とワークの両方があり、非常に充実した内容です。

3.JR西日本


・難易度
低いです。インターンは1dayのみで、ESのみで選考されます。
開催日程も非常に多く1回で50人程度と受け入れ人数も多いため、きちんとESを出せば通過すると思います。

・優遇
インターン→リクルーター面談→本社面接
という選考フローになります。
インターンは1dayですが、これに参加しなければリクルーター面談に呼ばれません
本選考に参加したければ必ずエントリーしましょう。

・複数系統
事務創造系統・車両系統・運輸系統などの系統に分かれており、複数の系統に応募できます。これはJR東海も同じですが、インターンが1dayのため複数系統のインターンに参加することへのハードルが低いです。
持ち駒を増やしたい方は複数申し込むことも視野に入れてみてください。

私鉄

4.東京メトロ


・難易度
やや高いです。学歴層はバラバラで地方国公立から早慶まで幅広かったですが、参加人数が非常に少ないです。
各系統5~8人程度です。
倍率が非常に高いので、簡単には参加できないと思ったほうが良いです。

・優遇
インターン(複数日程)→懇親会→2次面接
という流れで選考が進みます。
インターン参加者限定で懇親会が開かれ、そのまま本選考の面接がスタートするので優遇は強いです。
しかも1次面接が免除されます。
東京メトロは技術系全体で15人程度と採用人数が少ないため、インターンルートに乗ると非常に有利です。
秋の複数日程のインターンだとこのような優遇がありますが、夏の1dayに優遇はありません。業務理解程度だと思ってください。

・社風
東京メトロの社員は人当たりが良く、私がインターンに参加した企業の中で最も好印象でした。
ワークは専門性が高く、現場見学では作業体験ができるなどインターンの内容もユニークです。
東京勤務が確約されており、心の余裕をもって働いている印象でした。

5.阪急阪神ホールディングス


・難易度
複数日程はやや高め、1dayは普通。
グループ面接+GDの選考があり、優秀者は複数日程にインターンに参加できます。合格者のうち優秀者ではなかった場合は1dayに振り分けられます。

・優遇
インターン→※書類選考(1day参加者のみ)→リクルーター面談→本社面接
阪急阪神ホールディングスはリクルーターがつかないと本選考は確実に落ちます。
複数日程のインターン参加者は確実にリクルーター面談に進めます。
1day参加者はリクルーターがつくかどうかの書類選考があり、それに合格するとリクルーター面談に進めます。
意外と1dayでも本選考に進めるので、複数日程に落ちてしまっても前を向きましょう。
私も1dayから選考ルートに乗りました。

・別ルート
阪急阪神ホールディングスはリクルーターがつくことが必須ですが、そのルートはインターン合格だけではありません。
OB訪問や社員からの推薦ルートによってインターンに合格しやすくなり、複数日程のインターンに参加できることがあります。
また体育会学生限定のイベントが存在し、インターンに参加しなくてもリクルーターがつく場合もあります。

6.小田急


・難易度
普通。各コースの定員は10人以内と少ないため倍率はそれなりに高いですが、ボリューム層は早慶未満。

・優遇
参加者にリクルーターがつき、志望動機の作成や就活の相談を一緒にしてくれます。
採用人数が非常に少ないため、インターン参加者で内定者が埋まる年もあるそうです。
選考フローのカットはありません。

7.東武、西武


・難易度
やや低め。東武は面接がなくESのみでした。

・優遇
東武も西武も優遇はありません。
参加すると業務理解にはつながると思います。

私鉄は採用人数が少ないため、優遇がないとしても参加すると業務理解が進み本選考で有利になると考えられます。

以上になります。
鉄道は優遇のある企業とそうではない企業の差が激しいので、貴重な時間をどの企業のインターンに割くかをよく考えた方が良いと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!
鉄道業界を受ける方の参考になっていれば嬉しいです。

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