楽天市場を活用して、ふるさと納税の自己負担をゼロに①
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1 はじめに
ふるさと納税は任意の自治体に寄付をすると白米、醤油などのその地元の特産品が返礼されるとともに、寄付額2,000円を超えた部分については、税金を通じて返還されるという制度です。前回の記事ではふるさと納税を活用して、自己負担2,000円のみで日用品等の支出を削減する、という目的で掲載しました。今回はこの2,000円の自己負担さえも、ゼロにできる方法を教えたいと思います。ただし、寄付金限度額によっては必ずしもゼロにはできませんのでご留意ください。
また、この記事では寄付金限度額をフルに活用することを前提として勧めさせていただきます。
2 SPU制度を知る
SPU制度とは楽天グループサービスの条件を達成することで、楽天市場での購入時に楽天スーパーポイント(以下、ポイント)の獲得倍率がアップする制度です。例えばSPUが1倍であれば、楽天市場で1万円分の買い物をすれば、100ポイントが後ほど付与されます。1ポイント=1円としてコンビニや薬局等で利用できます。この制度を活用して2,000ポイント獲得できる倍率までアップさせることができれば自己負担はゼロとなります。
つまり、タダで日用品が手に入るどころか、ポイントも獲得できる方法です。
例 自己負担がゼロとなるSPUの分岐倍率
寄付金限度額が50,000円の場合⇒SPU4倍
ポイント獲得予定⇒50,000円×4%=2,000P
寄付金限度額が40,000円の場合⇒SPU5倍
ポイント獲得予定⇒40,000円×5%=2,000P
寄付金限度額が20,000円の場合⇒SPU10倍
ポイント獲得予定⇒20,000円×10%=2,000P
3 SPUをアップさせるためには
制度を理解していただいたところで、具体的にSPUをアップさせる方法を紹介します。以下のとおりですが、かえって費用がかかるものがあるので、効果が高いと思われるもののみを、かいつまんで説明します。
① 楽天会員に登録する +1倍
② 楽天カードの引き落とし口座が楽天銀行 +1倍
③ 楽天モバイルキャリア決済 +1倍
④ 楽天ひかりに契約 +1倍
⑤ 楽天市場の利用時に楽天カードを利用 +2倍
⑥ ⑤の楽天カードが楽天プレミアムカード +2倍
⑦ 楽天モバイルに契約 +1倍
⑧ 楽天保険の決済方法が楽天カード +1倍
⑨ 月1回500円以上のポイント投資 +1倍
⑩ 暗号資産を楽天ウォレットを購入 +1倍
⑪ 楽天トラベルの利用 +1倍
⑫ 楽天市場アプリでの買い物 +0.5倍
⑬ 楽天ブックスの利用 +0.5倍
⑭ 楽天koboの利用 +0.5倍
⑮ Rakuten Pashaの利用 +0.5倍
⑯ Rakuten Fashionアプリの利用 +0.5倍
⑰ 楽天ビューティ +1倍
【参考】
SPUの概要
3-① 楽天会員に登録する
会員登録の前に
⑴ 楽天銀行の口座を開設してください(3-②)
※ 開設の際、キャッシュカードはクレジット機能が
附帯していないものを選んでください⇒SPUが1
倍分取り損ねます
口座開設ページはこちら
⑵ 楽天カード(ノーマル)を発行してください(3-
⑤)
(会員登録時にクレジットカード番号を入力する項目
があるため)
⇒カード発行ページはこちら
⑶ 本登録をする
⇒登録ページはこちら
3ー⑤ 楽天市場の利用時に楽天カードを利用
3-①が完了していれば、既に楽天市場での決済方法
が楽天カードとなっています
3-⑨ 月1回500円以上のポイント投資
楽天証券口座を開設し、ポイント投資設定をした上
で、1ポイント以上のポイント利用+1回500円以上の
利用します。一度証券口座の開設及び積立投資設定を
していただくと自動的に積立てされます。
証券口座開設ページはこちら
3-⑫ 楽天市場アプリでの利用
アプリをインストールをしていただきます。
以上の設定をしていただくとSPUが5.5倍となります。
つまり、36,400円以上のふるさと納税をしていただくと
自己負担がゼロになります。SPUのほかにも、各種キャ
ンペーンによりポイントアップするものがあります。私が
よく利用するキャンペーンについては
また別の機会で紹介させていただきます。