人は役職と能力のどちらを重視して従うのか
国家公務員で総合職試験に合格した人は、いわゆるキャリア(若手官僚)は若くして、課長補佐、企画官、室長、課長、部長、局長等と、少なくとも企画官レベルまでは、まさに年功序列でどんどん上がっていきます。若手官僚の醍醐味でもあるのですが、
これ良くないと思ってます。
実力が伴ってないケースが多いように思います。
環境や役職・肩書が人を成長させるということは確かにあります。これは謙虚さがある人ならいいんです。
ただ、実力を伴ってないまま役職があがってしまった人の中には、周りの部下がペコペコするのが、役職という入れものが偉いだけで、人としての中身が偉いわけではないことに気がつかない人も多いように思います。こういう人だとめとゃくちゃまずい。
民間企業にも日系企業だとある一定数はこういう人がいますが、
特に国家公務員のいわゆる若手官僚には、この手の人が多いように思いました。(この若手には、このコラムに限っては40歳台も含みます)
若くない官僚にもそういう人が少なくないですし、一方、自分の中身が実力が、役職と合致してない、役職を下回ってると気がついてはいるものの、単に総合職試験に受かったということで、周りにちやほやされ、 偉そうな態度が身に付いてしまって、周りを不快にさせる人も少なくないです。
民間企業では、例えば、外資系コンサルであれば、アナリスト、コンサル、シニアコンサル、マネージャー、ディレクター、パートナーという順番で上がっていきますが、、
相当の提案力、問題解決力、営業力があるか、プロジェクトの遂行能力がないとマネージャー以上にはなれません。
つまり、多くの場合、実力と役職は一致してるかと思います。数値目標がありますし、多くの人の賛同がないと上にはあがれません。仮に営業目標を下回ってしまったら、降格もありえますし、、。
そもそも、役職・肩書がなんであっても「さん」付けで、フランクに呼ぶので、序列を意識することはないし、人としての中身を見て、その人に従うかどうかを判断するので、役職・肩書が偉くなっても裸の王さまになりにくい。
そういう意味では、国家公務員のキャリアで、裸の王さまになってる人は可哀想ではある。
ただ、はっきりいうとそこら辺は自分で気付いてほしい。国家公務員のキャリアなんだから。
我先にと、肩をきってエレベーターの出入り、部屋の入室したキャリアをみて、びっくりしました。場面によっては危険なときもあり、私はぶつかりそうになりましたよ、というか微かにぶつかりましたよ。
普通の生活をしてる限りでは、キャリアはUMAかもしれません。Twitterでもそのような存在かもしれないと、呟いてるキャリアがいます。
まさしくその通りかもしれません。
ただそれは、人数が少なく、一般的なサラリーマンが関わる機会もなく、そもそも関わる意味がないという点でUMAだと思います。
いわゆる、MBBと言われる、マッキンゼー、ボストンコンサル、ベインに所属してる人の方がよほど希少だし、ハードな生活をしてるという点で、UMA的だと思います。
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