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正解は、自分でつくる時代(ホステル『こえどころ』キッチンカー『Cafe & Bar』オーナー・福嶋かなえ)

わたしは、わたしらしく。
ウェルネスプロテイン『KOREDAKE』は、
人の健康と地球環境にやさしいブランドを目指しています。

このジャーナルでは、
私たちのプロテインに関わる生産者の方々をはじめ
ウェルネスやサステナビリティなどの領域で活動されている方へのインタビューを通して、
健康や環境について知るきっかけ、心と身体の「わたしらしさ」を取り戻すきっかけをお届けしていきます。

ゲスト:福嶋かなえ(ふくしま かなえ)
千葉県佐原在住。大手制作会社でデザイナーを務めた後、2020年に独立。趣味で国内を旅する中、自らも旅人の居場所作りをしたいと考えて、翌年に移住を決意。現在は地元のホステル『こえどころ』とキッチンカー『Cafe&Bar』の運営に携わる。

インタビュアー:yomDAKE編集部
『KOREDAKE』が大好きな3人(編集長・デザイナー・管理栄養士)で構成。女性が「キュン」とするウェルネスな情報をお届けします。

佐原移住のきっかけ

──今月のテーマは「プロテインと旅」。今回は日本全国を旅しながら、今回は旅をきっかけに千葉県香取市佐原に移住をした福嶋かなえさんにお話を伺います。

KANAE:はじめまして、かなえです。現在は「佐原のすてきが集まる」をコンセプトに、地元のホステル『こえどころ』とキッチンカー『Cafe&Bar』を運営しています。私は元々、大手制作会社でデザイナーをしていたのですが、コロナ禍で誰にも会わずに仕事をする生活が窮屈に感じて、思い切って旅をしながら仕事をする生活に切り替えたんです。食べて寝て起きてを繰り返す毎日が、生きているのか死んでいるのかわからない感覚になってしまっていたので、旅をしながら毎日に刺激を与え、気分を紛らわしていたんです。キャリーケースひとつで3週間ずつ、日本各地を泊まり歩いていました。

──すごい…!

K:その中で沢山の面白い旅人と出会い、私もそんな旅人と街の人たちが交流できる居場所を作りたくなったんです。そこで旅先の1つだった佐原にあるホステルのオーナーに相談したら「だったらうちで挑戦してみたら?」とお誘いをいただき、佐原への移住を決意しました。

──旅をきっかけに佐原と繋がったんですね。

K:本当にご縁です。ちょうど宿の敷地内でキッチンカーを取り入れる計画があり、私みたいに現実逃避のような旅をした人が、気軽に足を運ぶ居場所としてはぴったりだと思いました。地理的にも東京からバスで1時間半と近かったので、移住のハードルは低かった気がします。

──旅人から移住者となって、まちに対するイメージは変わりましたか?

K:少し驚いたのは、佐原から出たことがない住民が意外に多かったことでしょうか。なので、ノリで移住してきた私に「すごいね?!」と佐原の人たちから驚かれています。私はいろんな生き方を旅の中で学んだので、他者のどんな生き方も肯定しながら、佐原の人たちと旅人が触れ合い、新しい出会いをつくる居場所作りがしていきたいです。実は最近、距離的にも行きやすいという点で、都市部で働く忙しい日本人の観光客が徐々に増えているんです。佐原は日帰り旅もおすすめなので、ぜひ一度いらしてください。

旅の魅力

──かなえさんにとって、旅の魅力を一言で表すとなんでしょうか?

K:「人との出会い」です。特に私は、2人の女性との出会いが忘れられません。1人目は富士山の麓で出会った30代の女性。20代で離婚を経験した彼女は、独学でデザインを勉強してどこでも仕事ができる状態で旅をしていました。自由を手に入れるための意志の強さや常識に囚われない生き方に感銘を受けました。

2人目は、屋久島で出会った40代の女性。屋久島に惚れ込み、現地に一人、大きな家を建てて生活していました。彼女は「屋久島に移住してから毎朝目が覚めるたびにワクワクする」と話していて、同じ毎日を繰り返すことが辛かった当時の私は、毎朝ワクワクする生活を送ってみたい!と思い、旅に出て仕事をするようになりました。

──人と出会って、様々な生き方を知ることができるのも旅の魅力かもしれません。

K:その通りです。こんな風に私は、場所より人に触れる旅をしている気がします。魅力的な場所には魅力的な人がいるのが旅の面白さですね。

──面白いですね。

K:あとはやっぱり、普通のホテルではなく、ホステルやゲストハウスのような旅人同士の距離感が近く、交流しやすい宿泊場所がおすすめです。旅先だからこそ「ありのままでいること」に気をつけて、だれにでも壁を作らずに接していく。すると、そこでの出会いが思わぬ方向に繋がることはよくあります。

余裕のある忙しさ

──本職のデザイナー業に加え、ホステルの接客やキッチンカーの運営など多忙な毎日を送っていると思います。そのような中でも、かなえさんが意識していたり、大切にしているマインドはありますか?

K:どんなに忙しくても人には親切でありたいと思っています。だからこそ人前では、余裕がある自分を演じる時もあります。自分を偽るのはよくないと思う人もいるかもしれませんが、それが私なりの親切なんです。そもそも余裕がない人には、人が寄ってこないし、チャンスも入ってこない気がします。特に佐原で接客をするようになってから、人への対応をより意識するようになりました。

──なるほど。

K:あとは私が、いつも忙しそうな人よりは、いつも暇しているように見える人の方が、一緒にいたいって思うんですよね。もちろん本当に暇な人は別にして「暇ですよ」と言える人の方が魅力的に感じます。忙しい生活を送っている身なので説得力はないのですが。笑 

──たしかに余裕のある雰囲気って安心しますよね。でも便利な世の中のおかげで、忙しい人が増えている気がします。

K:それで言えば、待つ時間は圧倒的に減りましたよね。息つく時間がないくらい、SNSではメッセージが飛んでくる。その中で戦っている人は本当に尊敬します。私も以前は数字を追いかける世界で、とても優秀な人に囲まれながら、劣等感を感じて働いていた時期があります。でも今の私なら当時の自分に「向いていないことがわかったことが進歩。やめて大丈夫」と言ってあげたいです。

──今後はどんなことをやっていきたいですか?

K:得意分野である事業の立ち上げサポートに携わってみたいですね。例えば今、キッチンカーをやり始める人が増えているのですが、自身の経験も踏まえて、立ち上げ時のノウハウや知見を共有したいです。佐原での活動は続けながらも、誰かが事業を始めるときの手助けをできたらいいなって思います。

──忙しい毎日を送る KOREDAKE ユーザーさんは、日常に癒しを求めて、旅に行きたいと思っている人が多い気がします。そんな人に かなえ さんからのメッセージがあれば伺いたいです。

K:忙しくても、まずは自分の感情のままに行動してみてはどうでしょうか。今は旅をしている様子をSNSにあげると、よく思わない人もいます。でも人の目を気にしていたら自分の世界が狭まってしまう。人の目より、自分の心に従って生きていいと思うんです。生き方に正解なんてないんだから。これから生きていく上で、自分が正解をつくる姿勢自体は旅に関わらず大切になっていくと思います。

──最後になりますが、『KOREDAKE』は身体の健康だけではなく、心の健康も実現するウェルネスブランドです。かなえさんにとって、ウェルネスとはなんでしょうか?

K:何もしない「空白の時間」をつくることです。思考の休憩をして、心身ともにクリアになる感覚を待つ。
忙しい日々が続くと頭の容量がパンパンになって自由な発想が出にくくなるので、一度その状況から切り離すために普段と違う場所に身をおいて、定期的に脳内をクリアにすることをおすすめします!いつもの生活圏内だと、日常の癖としてどうしても考える時間ができてしまいますが、いつもと違う場所だと、脳が「今は考えない」というモードになりやすい気がします。ぜひ試してみてください。

──本日は貴重なお話を、ありがとうございました。


『KOREDAKE』は、女性が1食に必要な31種類の栄養素を
たっぷり配合した完全栄養プロテインです。

動物由来の原材料を含まない"100%プラントベース"で、
大豆由来のタンパク質をはじめ、日々の食事で不足しがちな、
たんぱく質・食物繊維・26種のビタミン&ミネラルなどの栄養素を配合。
環境配慮のパッケージとスプーンへと改良し、
サステナビリティを追求していきます。

心と身体の健康の先の自分らしさの実現を
サポートする “ウェルネスプロテイン” として、
安心安全な商品開発を追求し続けてまいります。


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